MtF手術後に起こりうる軽症または重症な合併症と対処方法 2017-08-26T20:29:42+00:00

術後トラブル情報を共有してより安全な手術を受けましょう。

ここ3年間でアテンド業者が増えるのに合わせて術後のトラブルが増えているようです。
情報を共有してより安心な手術を受けられるようにとの思いから皆様から情報提供をお願いしています。
  • 尿カテーテル除去後の排尿のトラブル

これは恐らく尿道口の腫れあるいは骨盤底筋の緊張が原因です。

処置:炎症が治まるまで間欠的自己導尿が必要です。

  • 排尿時の尿の飛散

これは恐らく腫れによるもの(特に術後最初の一ヶ月)、あるいは余分な皮膚または粘膜が尿道口を塞いで尿の流れの妨げになっているのが原因です。

処置: 手術によって余分な皮膚・粘膜の取り除きます。

  • 余分な海綿体

不適切な尿道付近の海綿体組織は尿道口に組織の隆起、そして性的刺激よりうっ血し、これにより膣口に部分的閉塞を起こす恐れがあります。

処置:海綿体を取り除きます。尿道の位置が高過ぎるなら、同時にそれも移動させます。

  • 出血または血腫(傷口の凝血)

クリトリスと尿道口基部は、手術で新形成された部分なので術後1週間ほど出血しやすくなります。万が一皮膚移植の回復がよくない場合、膣底の血管から膣内の出血も起き易くなります。

処置: 止血、そして血腫を取り除いて下さい。

  • 陰茎皮膚の腐肉形成または壊死

恐らく血腫またはペニスにかかる外圧によって血流が妨げられたことが原因です。

処置: 創面切除(腐敗した皮膚の除去)と皮膚グラフトによって傷を保護します。

  • 膣内に移植した皮膚の壊死

皮膚が移植に適していない部分だと皮膚移植に拒絶反応が起きる可能性があります。(例えば移植皮膚の下での出血、創傷床から移植した皮膚が外部の力により離れてしまう)

処理: 創面切除(腐敗した皮膚の除去)と再度移植皮膚によって傷を保護します。

  • 生殖器の傷の感染

糖尿病かHIVなどの疾患がない場合、これは非常に稀です。

処置: 膿が溜まった場合、抗生物質の投与、外科手術による排出が必要です。

これは腟の解剖の間、直腸の負傷から来るかもしれません。 すぐに、直腸の入り口を検出して、汚染(空にするのによる腸について)なしで穴を主として閉じることができると、瘻管を得る可能性はかなり減少するでしょう。

  • 直腸膣瘻(ちょくちょうちつろう 直腸と膣の間に瘻孔ができ、膣からガスや便汁が漏れてしまう症状)

直腸膣瘻は瘻孔(ろうこう)や直腸と膣が繋がってしまった場合の病状で、これは恐らく膣切開中に起きた直腸の損傷によるものです。もしも直腸の開口場所がすぐ見つかったら、穴は感染することなく、すぐに穴を縫合することが出来れば(直腸内部が空かどうかによる)瘻孔の発症率は非常に低くなります。

処置: 術後に直腸膣瘻が見つかった場合、結腸膣形成術的に最良の外科処置方法で瘻孔(ろうこう)を閉じ、膣内部に十分な奥行きと新しい膜を形成します。

  • 尿道膣瘻(にょうどうちつろう)

尿道膣瘻とは尿道/膀胱と膣が繋がってしまった場合の病状で、これは恐らく膣切開中に起きた尿道/膀胱の損傷によるものです。

処置: 瘻孔は皮膚弁で閉じるか、膣の奥行きがない場合は結腸膣形成術で閉じます。

経験のある外科医がSRS手術を行った場合、以上の全ての合併症の発症率は非常に稀です。

  • 腸閉塞(ちょうへいそく)

S字(S状)結腸で手術をされて日本に帰国後に腸閉塞となる場合があります。

処置: 日本の病院で緊急手術を受ける必要があります。タイの病院では保証はできないトラブルです。

手術予定の方で、会陰(肛門から陰嚢までの間)、または陰茎の一部分(陰茎上部横など)に発毛が多く見られる方は、事前(6ヶ月以上前までに)に脱毛しておくことをお勧めします。詳しくはお問い合わせ下さい。【参考画像

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