タイでSRS手術を受ける場合はタイ人精神科医2名によるGID診断書取得が義務付けられました。

タイ人精神科医から発行されたGID診断書が必須となりますので、日本でGID診断書を取得されていても必ずタイでも診断を受けて診断書を取得することになります。


ガモン病院で手術を受ける方

ガモン病院で手術を受ける方は、渡航後、手術前にガモン病院でタイ人精神科医のカウンセリングがありますので、予め日本国内でGID診断書を取得しておく必要はありません

ただし、可能であれば日本国内でGID診断書(英文)を取得しておくと、タイ人精神科医のカウンセリングや、帰国後の性別変更がスムーズになるため、お勧めです。


ヤンヒー病院・ミラダ病院・スポーンクリニックで手術を受ける方

SRS手術に必要な書類:日本人精神科医の署名(サイン)のある、英文のGID診断書または推薦状が必要です。
(GID診断書は宛名のない「診断書」、医師名や病院名の書かれたものが「推薦状」とご理解ください。)

日本で出されるGID診断書に関しての注意事項:
「SRS手術が適当であると判断した」または「SRS手術が妥当であると判断した」という文面が必ずGID診断書や推薦状に書かれている必要があります。簡単に「性同一性障がいであると認める」だけでは不十分です。

古いGID診断書の場合で上記の条件で書かれていない場合は、再発行を精神科医に依頼してください。

もし、新しい文面で再発行が困難な場合は、渡航後にタイ人医師のカウンセリングをご案内することも可能ですので、別途ご相談下さい。


睾丸摘出や子宮卵巣摘出(内摘)、乳房切除(胸オペ)を伴わない手術を受ける方

睾丸摘出や子宮卵巣摘出(内摘)、乳房切除(胸オペ)を伴わない手術(例えば、声の女性化や顔の女性化、ヒゲの植毛など)を受ける方は、GID診断書は不要です。

希望する手術にGID診断書が不要かどうかについては、別途お問い合わせ下さい。