手術を予約するにはどのような手続きをするのですか?
記者:
横須賀 武彦
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2008年7月15日
2,403

あなたが MTF 手術を本気で決意した瞬間、最初に立ちはだかるのは「予約って具体的に何をすれば良いの?」という手続き面の疑問です。本記事では、相談開始から渡航直前までの流れをステップごとに整理し、あなたが安心して一歩を踏み出せるようにサポートします。
予約から渡航までどれくらい時間がかかるの?【Q&A】
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結論:余裕を持って 最低3か月前 に動くと安全です。
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病院の手術枠が早期に埋まりやすい
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GID診断書やその他の渡航書類の準備に時間がかかる
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渡航前検診で再検査が必要になるケースがある
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実例:3か月前に仮予約→渡航前検診で要精密検査項目が見つかる→渡航1週間前にやっと手術可判定、というケースも珍しくありません。
予約手続きを段階的に詳しく解説
STEP 1:情報収集と初回相談
まずは希望病院・手術内容をまとめ、メールや LINE 通話で当社へ相談。要望のすり合わせと費用感を共有します。
STEP 2:仮予約と本予約
手術希望日(第2希望まで)を仮予約フォームで送信→病院側で枠確保→本予約フォームから正式申込。入金確認で予約確定。
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Tips(申込金は日本口座振込、残金は渡航30日前国際送金)
STEP 3:渡航準備と術前検査
健康診断書・HIV検査結果をスキャン送付し、英文 GID 診断書やホルモン治療歴も準備。必要に応じ写真・同意書を追加。
Note: 18〜20 歳は親権者同伴または英文同意書が必須。提出遅れで手術延期になる例が多いので注意。
予約に関するよくある誤解と正しい情報
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誤解①「診断書さえあれば直前予約できる」
実際は 病院枠×書類審査×送金確認 の三重チェックがあるため、直前予約はほぼ不可能。 -
誤解②「申込金は一切返金されない」
実際は 規定期日内キャンセルなら返金可。手数料や為替差損が発生する場合があるだけ。 -
誤解③「健康診断はタイで全部できる」
実際は HIV を含む主要項目は日本で済ませるのが原則。再検査になれば滞在延長リスク大。
Note: タイ現地での検査は「追加確認」と考え、国内検査を万全に。
まとめ
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予約は 3か月前まで の行動開始が目安
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仮予約→本予約→入金確認で初めて「枠確定」
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術前検査・書類準備の遅れが最も多いトラブル
タイSRSガイドセンターは、タイで実際に性別適合手術を経験した MtF 当事者が現地で直接サポートする唯一のアテンド会社です。
私たちは、当事者によるアテンドだからこそ分かる課題である渡航前の書類準備の不安に対して、診断書のチェックから渡航準備サポートまで丁寧に支援します。
どんな小さなご質問やご相談でもお気軽にお問い合わせください。