MERSコロナウィルスによる感染症について
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記者:
横須賀 武彦
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2015年6月19日
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MERSコロナウィルスによる感染症について (2015年6月19日現在)
1 タイ国内における感染確認
(1)18日,タイ保健省は,15日に入国したオマーン人の男性がタイにおいて
初めて中東呼吸器症候群(MERS)の感染者として確認された旨発表しま
した。
(2)現在,患者は病院で隔離治療され,容態は安定しており,また,タイ当
局は感染者と接触のあった59人を特定し,健康状態を観察している状況と
のことです。なお,経過観察対象者の59人に日本人は含まれていないとの
情報を得ています。
2 MERSコロナウイルス感染について
症状や予防策をご参考までにお知らせします。
(1)一般的にコロナウイルスは飛沫感染や接触感染で伝播し,風邪などの
一般的症状を引き起こすほか,下痢などの消化器症状も報告されています。
また,重傷の場合には呼吸不全を起こすこともあります。
(2)コロナウイルスに対する一般的な具体的予防策は以下のとおりです。
● 休息、栄養を十分に取り,体に抵抗力をつける。
● 手指等の衛生保持に心掛ける。
● できるだけ人混みを避け,マスクの着用を励行する。
● 咳やくしゃみの症状がある患者とは,可能な限り濃厚接触を避ける。
● 温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
● 高熱,咳,呼吸困難等の症状が見られた時は,適切なタイミングで専
門医の診断を受ける。
3 日本外務省は,MERSコロナウィルスの感染症発生について,海外安全
ホームページ上にて,6月19日付で広域情報を更新しましたので,注意事項
及びその予防対策等について参考にして下さい。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館
電話:(66-2)207-8501,696-3001
FAX :(66-2)207-8511
バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超