SRSの手術費用は10年以上変わっていない？実は為替の影響だった！

近年、タイでの性別適合手術（SRS）費用が高くなったと感じている方が多くいます。しかし、実際にはバーツでの手術費用は10年以上ほとんど変わっておらず、円安がその主な原因となっています。

ガモン病院・陰嚢皮膚移植法の手術費用とアテンド料金の推移（2012～2024年）

円安で「高く見える」だけ？実際のタイSRS費用を検証

ここ最近、日本からタイへの性別適合手術（SRS）渡航を検討する方が「手術費用が高くなった」と感じる声をよく耳にします。しかし、実際のところ、バーツ建ての手術費用や当センターのアテンド料金はここ10年以上、ほぼ一定水準を保っています。

上の表を見れば明らかなように、ガモン病院における陰嚢皮膚移植法の手術費用は、2012年の286,000バーツから2021年までは一切変わっておらず、2022年に若干の値上げ（330,000バーツ）があったのみです。また、タイSRSガイドセンターのアテンド料金は2019年以降、円建て表示に移行しましたが、料金自体は数年間安定しています。

それでは、なぜ高く感じるのでしょうか？

原因は「円安」の影響です。

為替の動きを見ると、2012年の平均は1バーツ＝約2.57円でしたが、2024年には1バーツ＝約4.29円まで円安が進んでいます。この為替の影響により、バーツでの料金は一定でも、円換算での費用が大きく上昇したように感じられるわけです。

実はアテンド料金は値下げしています！

さらに注目すべき点は、当センターのアテンド料金は円安によるお客様負担を少しでも和らげるため、過去の高かった時期（2012年～2014年頃）から比較すると大幅に割安な水準となっています。具体的には、2014年に約43万円相当だったアテンド料金が、2024年現在では約28万円となっており、実質的に価格を下げていることになります。

タイでのSRSは今でもコストパフォーマンスが高い！

円安の影響を受けているとはいえ、タイでのSRS手術費用は日本を含む他国で行う場合と比較して圧倒的に割安です。タイの医療技術の高さ、安全性、そして当センターの充実したアテンドサービスを合わせて考えると、その価値は極めて高いと言えるでしょう。

実際、現在も多くの方がタイでのSRSを選択しています。その背景には、費用面だけでなく「手術の安心感」と「充実したサポート」があります。

円安を理由に諦める必要はない

円安は確かに日本の患者さんにとってデメリットに感じられますが、当センターでは費用を抑えつつ、安心・安全な渡航をサポートしています。まずは気軽にご相談いただき、実際の費用感やサービス内容を確認してみてください。

タイSRSガイドセンターは、今後も皆さまに安心してタイでの手術を受けていただけるよう努めてまいります。