FAQ: 腹腔鏡手術は開腹と比べてどれくらい回復が早いのですか?
記者:
横須賀 武彦
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2010年2月20日
2,607

子宮卵巣摘出(内摘)を予定しているFTMのあなたにとって、仕事や学業へいつ戻れるかは切実な問題です。この記事では「腹腔鏡(LAVH/TLH)と開腹で、平均どれほど回復差があるのか?」を具体的データで示し、最適な術式選択のヒントをまとめました。
結局どのくらい早いの?──回復スピードの核心に迫る
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術後2〜3日で退院できるケースが主流(開腹は3日)
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創部が小さい分、痛み止め投与量が減少
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社会復帰までの平均は約3〜4週間と報告(開腹は4〜6週間)
「腹腔鏡にした友人は2週間でデスクワーク復帰、一方で開腹の私は1か月近く痛みが残りました」 — 体験談より
回復を早める3つのステップ
STEP 1:術後痛みのコントロール
皮下数 mmの孔のみで済むため、神経損傷が最小限。結果として痛み止めの使用日数が短縮します。
STEP 2:入院期間と日常復帰までのロードマップ
腹腔鏡は平均2–3日での退院が可能。デスクワークなら3週、重労働でも4週で復帰する報告が多数あります。
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Tips: タイ滞在日程はトータル計9〜11日が目安。帰国後も数日の休養期間が取れる様に余裕を持ってスケジューリングしましょう。
STEP 3:術式選択で失敗しないポイント
子宮体部の大きさや既往歴で腹腔鏡が選べない場合も。経験豊富な病院を選び、術前に適応を確認することが重要です。
Note: 病院によっては腹腔鏡手術でも術時間が長くなる傾向があり、執刀医の経験差が結果に影響します。
腹腔鏡手術に関するよくある誤解と正しい情報
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誤解①「腹腔鏡なら痛みゼロ」
実際は軽減するだけで、鎮痛剤は必要。 -
誤解②「腹腔鏡は全員が適応になる」
大きな筋腫や重度癒着では開腹が安全な場合も。 -
誤解③「肥満の場合は必ず開腹になる」
実際は 腹部の脂肪の付き具合によっては腹腔鏡の方が安全に手術できる場合も。術前カウンセリングで確認しましょう。
Note: 「腹腔鏡=万能」ではなく、メリットと限界を理解しましょう。
まとめ
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腹腔鏡手術は入院2〜3日・社会復帰3〜4週間が平均的。
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小切開ゆえ痛みと感染リスクが低減。
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適応判定と経験豊富な執刀医選びが、早期回復のカギ。
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