叶恭子の名言
記者:
横須賀 武彦
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2012年6月20日
1,384
叶恭子の名言
わたくしは自分の価値観で、
生きています。
色々なことを言われているのは、
知っていますけれども、
それによって、
わたくしの価値観や生き方を、
変えるつもりはありません。
たとえ、そのことによって、
誰からも好かれないとしても、
かまわないのです。
自分自身がどのように考え、
どのように行動するか、
たしかな価値観を、
自分の中に築くことこそが、
「知性」。
自分が好きなこと、
確信が持てることに従って生きる。
それは、他人に媚びない生き方です。
世の中のすべてから愛されようといった、
虫のよいことは考えず、
異端を恐れずに進む。
それがわたくしの原点です。
他人への心からの「思いやり」は、
自分に「余裕」があってこそ生まれます。
変えられないことに執着するのは、
エネルギーの無駄遣いです。
変えられない中でどうするべきかを、
考えましょう。
未来とは、この一瞬とつながっており、
あなたの手で選び取られることの、
積み重ねによって、
柔軟にその姿を変えたいと、
願っているものなのです。
何をしてもうまくいかず、
気持ちがふさぐ日。
そのような日こそ、
ただシンプルに、
最善をつくしてすごすこと。
わたくしも常に、
自信とコンプレックスのはざまにいます。
けれども、それは他人と自分とを、
比較することで生じるものではなく、
自分の中の理想との関係によるもの、
でしかありません。
大人であるということ。
それは、自分の中の子どもである部分に、
正面から向き合えるということです。
パーフェクトでないこと。
それが人間であることの証しであり、
同時に、その人固有の魅力にも、
つながることなのです。
暗い気持ちで心をいっぱいにしたまま、
微笑んでも、それは、
「微笑み」として成立しません。
素敵だな、と思う女性がいたら、
なぜそう思うのか、
わたくしは徹底的に分析します。
「美」とは本来、曖昧にしか、
定義できないものです。
そして、定義が曖昧であるがゆえに、
「美」とは、かくも豊かなものとして、
あるのです。
すべての人が求めているかのような、
「恋愛」ですが、
本当は、誰もがしなければならないもの、
ではありません。
その人にとって興味がなければ、
一生しなくても、
まったくかまわないのです。
自分が求めていることが、
すべてであって、
真に求めていないことは、
何であれ、行う必要はありません。
「あなたのためを思って」
と言う人に対しては、まず、
「自分のために生きてください」と、
言葉を返していきましょう。
「念のために」「万が一にそなえて」
どんなゲームの、どんな局面でも、
最後に一枚、自分の手札を残しておくことが、
とても大切です。
たとえ100万人の人が、
どんなに楽しそうにしていたとしても、
そこに真から楽しめるものがなければ、
「この世にたった一人のあなた」は、
無理に笑うことはありません。
名言を読んだ感想:
私(横須賀)は「叶恭子」という人をマスコミの情報からしか知りませんが、、マイノリティ(少数派)として生きていくことを選んだ人(私(横須賀)も含めて)には心に響く言葉ばかりです。
人と同じ事をするのが良いと考える常識人の方にもこの言葉の重さと貴重さが理解していただけると幸いです。
GIDなど含むセクシャルマイノリティの人達も「人に合わせてなんぼの世界」や「他人と比較してどうのこうの世界」から脱却して自分自身の考えを大事にした人生を誇りを持って生きてほしいと心底思います。
バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超