タイ国内における犯罪傾向と注意喚起(その7)
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記者:
横須賀 武彦
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2014年10月31日
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タイ国内における犯罪傾向と注意喚起(その7) (2014年10月31日現在)
1 在タイ日本国大使館では,邦人の皆様の安全確保について,タイ国家警察首都圏警察署に
申し入れを行ったところ,
「夜間,路上強盗が発生していることから,繁華街周辺の路地を通る際,注意して欲しい。」等
情報提供がありましたので,バンコク都内で発生している事例等を御紹介します。
タイ滞在(旅行)中,ご自身だけでなく,御家族,知人が事件の犯罪被害者にならないように
お互いに注意して下さい。
2 路上強盗について
(1)犯罪事例
被害者(邦人男性)は,深夜,コンビニエンスストアで買い物後,宿泊先ホテルに向かって,歩道を
歩いていたところ、前後から現れた複数の若者に,棒状の凶器等で突然襲われ,持っていた現金,
クレジットカード,旅券が入ったバックを奪われ,額付近を負傷した。
(2)犯罪傾向
路上強盗は,主に深夜から早朝にかけて,繁華街から少し離れた薄暗い人通りの少ない路地で
発生する傾向があります。また,被害者の多くは,飲食店や銀行等金融機関から自宅,宿泊先
に帰る途中に襲われており,特に,「飲酒」及び「ATM利用」した後の帰宅途中は
特に注意して下さい。
(3)対策
タイ国家警察は,「犯罪グループは銃や刃物その他凶器で武装しており,それらの武器を使い窃盗
や強盗等の犯罪を行う。」等注意喚起をしています。
つきましては,バイクが多数駐車し,その周囲に不審な集団が,集まるような場所等には,近付かな
いで下さい。
3 日本大使館では,継続して犯罪情報の発信を行います。犯罪被害,交通事故に遭った際に
は,最寄り警察署,在タイ日本大使館,チェンマイ総領事館に連絡して,必要な手続きに関して
お問い合わせください。
在タイ日本国大使館 電話:(66-2)207-8502,696-3002 FAX :(66-2)207-8511
バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超