タイSRS渡航前健康診断ガイド|検査結果の提出方法と注意点
記者:
横須賀 武彦
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2006年9月19日
2,166

「健康診断結果は紙で持参するべき? 画像で送ればいい?」──そんな疑問に応え、本記事ではタイ渡航前の検診書類をスムーズに提出する方法と翻訳のコツをわかりやすく解説します。読めば、提出タイミングから持参物まで一気にクリアになります。
健康診断結果はどう提出すればいい?【Q&A】
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結論:まず画像化してメール送付し、原本は渡航時に持参すればOKです。
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根拠
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渡航前に画像データを共有することで、タイ側の医師が事前チェックできる
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英語併記の「渡航前検診票」を使用すれば追加翻訳の手間が最小限
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万一検査値に問題があっても、英文の意見書を準備すればスムーズに相談可能
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検査機関で結果を受け取ったら、スキャンまたはスマホ撮影で鮮明な画像を作成し、メール添付で送信しましょう。
例)件名:Health Check Results – MtF SRS / お名前
提出までのステップを詳しく解説
STEP 1:検査結果を画像化してメール送付
スキャナー推奨ですが、無ければスマホ撮影でも可。照明を均一に当て影を避けると見やすくなります。
STEP 2:英語併記または翻訳を準備
「渡航前検診票」は日本語+英語が入った公式書式。検査機関に直接記入してもらいましょう。
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Tips(意見書は医師に依頼し、難しい場合は弊社で翻訳可)
STEP 3:原本をファイリングして渡航時に持参
空港で紛失しないようクリアファイルにまとめ、手荷物へ。タイ到着後すぐ提示できるようにしておくと安心です。
Note: 画像データはクラウドにもバックアップ。万が一の紛失時に再送信できます。
健康診断書類に関するよくある誤解と正しい情報
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誤解①「紙の診断書だけ持参すれば十分」
実際は事前に画像データを共有しないと、書類不備で手術日が延期されるリスクがあります。 -
誤解②「翻訳は機械翻訳で十分」
専門用語の誤訳は治療ミスを招く恐れ。医療翻訳または英語併記フォームを利用しましょう。 -
誤解③「スマホ撮影は画質が低くてNG」
最新スマホ+自然光なら高画質でOK。解像度2,000 px以上を目安に撮影してください。
Note: 画像サイズが大きすぎる場合はPDF化→圧縮すると送信エラーを防げます。
まとめ
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渡航前に検査結果をスキャン/撮影→メール送付、原本は必ず持参。
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英語併記「渡航前検診票」を使えば翻訳コストと手間を大幅削減。
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意見書が必要な場合は英文で発行、難しい場合は弊社翻訳サービスが利用可能。
タイSRSガイドセンターは、タイで実際に性別適合手術を経験したMtF当事者が現地で直接サポートする唯一のアテンド会社です。
当事者だからこそ理解しにくい「健康診断書の翻訳手配」のような問題でも、「専門スタッフによる個別サポート」のように丁寧に対応いたします。
どんな小さなご質問やご相談でもお気軽にお問い合わせください。