ココが気になるタイSRS「MtFですが陰嚢皮膚移植法で帰国後に肉芽が出来ましたが?」

記者:

JWC 加地

2019年2月24日

 

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陰嚢皮膚移植法の手術を受けた人は、若くて傷が早く治る人や肌が弱い人にイボのような「肉芽」ができることがあります。この肉芽は痛みや出血の原因になることもあるので、帰国後1年以内に出たら、産婦人科や皮膚科で診察してください。私たちに相談する前に、患部と肉芽の写真を撮りましょう。通常、肉芽は塗り薬や電気メスで取り除けます(医師の判断によります)。お問い合わせはご遠慮なく!
お客様
陰嚢皮膚移植法で手術を受けたのですが、帰国後数ヶ月したら膣の入り口にイボの様な物が出来て大きくなってきました。どうすればよいでしょうか?

陰嚢皮膚移植法で手術を受けた方で、年齢が若いなどで傷の治りが極端に早い方、肌が弱く荒れやすく腫れやすい方(アレルギー体質の方も含む)は、術後の患部、特に縫合部位にイボのような物、つまり「肉芽肉芽って?)」が出来てしまう方が居ます(肉芽体質と呼びます)。

この様な肉芽は、膣の入り口や膣内に出来ると痛みの原因になったり、ダイレーション時の出血の原因になったりします。

万一、帰国後1年以内にこの様な肉芽が出来た場合は、お近くの産婦人科や皮膚科で診察を受けて下さい。
※タイSRSガイドセンターのお客様は、状況により執刀医への確認が必要なケースがあるため、診察を受ける前に、まずは患部と肉芽部位の写真を撮影し弊社まで相談下さい。

通常、肉芽は大きさや程度により塗り薬の処方や、電気メスで焼き切る形で取り除く事が出来ます(医師の判断によります)。

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