スポーンクリニックだけ独自のSRSと書いてましたが、優れていることで患者数も多いのですか?
2024年2月6日より、タイSRSガイドセンター公式ブログをblog.thaisrs.comよりthaisrs.comへ移転しております。一部、表示の乱れなどがございますが、予めご承知ください。
記者:
横須賀 武彦
–
2006年10月19日
1,306
スポーンクリニックだけ独自のSRSと書いてましたが、優れていることで患者数も多いのですか?
スポーン・テクニックの経歴
スポーン医師は2000年に台湾の患者に対して独自の新テクニックを行いました。その後、2002年にタイ王立外科大学年次科学学会で100件の手術結果を発表しました。さらに、2004年にはバンコク・シャングリラホテルで開催された第9回東洋美容外科学会(OSAPS)で最新の論文を発表しました。
新テクニックの説明
クリトリス形成法
感覚神経血管部分をそのまま残した陰茎亀頭によってクリトリスを形成します。
膣前庭の形成法
感覚神経血管部分をそのまま残した陰茎亀頭によって第二の性感帯を形成する。
小陰唇の形成法
感覚神経血管部分をそのまま残した陰茎包皮またはペニスの皮膚によって小陰唇の内側を形成し、感覚神経血管部分をそのまま残したペニスの皮膚あるいは陰嚢の皮膚によって小陰唇の外側を形成する。
大陰唇の形成法
陰嚢の皮膚によって大陰唇を形成します。
膣壁の形成法
陰嚢の皮膚(場合によって鼠径部(そけいぶ))によって膣壁を形成します。
スポーン・テクニックの特徴
女性器との近似性
形成後の膣と本来の女性器と解剖学的に近いものに完成させます。
オーガズムの実現性
陰茎亀頭によるクリトリス形成とスポーン医師による「第二の性感帯」と包皮とペニスの皮膚による小陰唇形成し、この部分により性感(オーガズム)が実現します。
無痕の外観
小陰唇は(本来の女性器のように)毛が生えておらず、縫合(切開)の跡がない。クリトリス、陰核頭、小帯、小陰唇、大陰唇は(本来の女性器のように)それぞれ違う場所にあり立体的である。
膣の深さ
手術直後でも100パーセント最低6インチ(15.25センチ)の膣の深さが得られ、平均7インチ(17.78センチ)です。
最適な条件
割礼(包皮除去手術)を受けていないこと、精巣摘除(睾丸摘出)を受けていないこと、会陰以外の性器に電気(レーザー)治療を受けていないこと、抗男性ホルモン物質投与を長期間(数年以上)受けていないこと、健康体であること、体重過多でないことなどが、より形が良く、最高の深さを得るための望ましい条件です。
HIV患者への対応
DrスポーンはHIV患者に対して選択的手術(生死にかかわらない必須でない手術)を行いません。HIVの疑いのある方はタイに来る前に必ず血液検査を受けてください。深刻な病気や治療の必要な肥満などをきちんとこちらに報告せずにタイ到着後に手術がキャンセルされた場合、支払った全手術費用を違約金としてお支払いいただきますのでご注意ください。
結論
スポーンクリニックは、独自のSRS技術で知られており、患者数も多くなっています。しかし、予約の取りにくさや費用の高さがデメリットとして挙げられます。それでも、独自のスポーン・テクニックを利用した手術は、女性器に近い形状や感覚を実現し、膣の深さも十分に得られることから、高い評価を受けています。最適なクリニックを選ぶためには、ご自身の予算や時間との兼ね合いを考慮して、慎重に検討することが重要です。
FAQs
- スポーンクリニックのSRSはどのように優れているのですか?
スポーンクリニックのSRSは、独自のスポーン・テクニックを用いて、女性器に近い形状や感覚を実現し、膣の深さも十分に得られることが特徴です。 - スポーンクリニックの予約はどれくらい取りにくいのですか?
一概には言えませんが、1日あたりの手術件数が1件だけに限定されていることに対して、手術希望の患者数が多いため予約が取りにくい状況があります。平均としては約1-2年待ち状態である事を想定ください。 - スポーンクリニックの料金は高いのですか?
料金は他のクリニックと比較して高いとされていますが、手術の質や技術により、多くの患者がそれに見合った価値があると判断しています。 - 最適なクリニックを選ぶためにはどのような点を考慮すべきですか?
ご自身の予算や時間との兼ね合いを考慮し、手術の技術や評価、アフターケアなどのサービスも検討して、最適なクリニックを選ぶことが重要です。 - スポーンクリニックではHIV患者に対して手術は行われているのですか?
DrスポーンはHIV患者に対して選択的手術(生死にかかわらない必須でない手術)を行っていません。HIVの疑いがある場合は、手術前に血液検査を受けることが必要です。
バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超