ココが気になるタイSRS「反転法って、陰茎の皮膚を使うんですよね?」

記者:

JWC 加地

2018年5月6日

 

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こんにちは!😊 最近、多くの方が「反転法」という言葉を耳にすると思いますが、実はその意味、ちょっと誤解されていることがあるんです!「反転法」と言うと、日本人には「造膣なし」のことを指すことが多いんですよ。実際には、陰茎の皮膚では十分な深さの膣を造るのは難しいことが多いので、小陰唇などを優先的に造形する「造膣なし」の術式が選ばれたりします。 ここで注意したいのは、医師に「反転法」と言うと、希望している手術が理解されないことがあるかも!😱 それを防ぐために、正しい言葉である「陰嚢皮膚移植法」を使うことが大切です✨ もし手術について不安なことや質問があれば、お気軽にお問い合わせはご遠慮なく!💌 一緒に最適な選択肢を見つけていきましょうね!🌈

MtFの方でSRS(性別適合手術)を検討中の方なら必ずと言って良いほど知っているキーワードに「反転法」があります。

お客様から、こんな質問を頂きました。


お客様
反転法って、陰茎の皮膚を使って膣を作るんですよね?

その通りです。

でも、この「反転法」とは、日本人にとっては「造膣なし」の術式を指す事がほとんどです。

なぜなら、この術式は医学的には「陰茎皮膚反転法」と呼ばれ、陰茎の皮膚を使い造膣するのですが、陰茎の長さの無い日本人には十分な深さの膣を造ることができるケースは非常に稀なため、小陰唇などの形成に陰茎の皮膚を優先的に使い造膣は行わない「造膣なし」の術式を選択した方が外観上良好な結果を得られるケースがほとんどです。

ただし、例えばメンテナンスやダイレーションなどが煩わしく、性交渉の予定もないなどで膣が不要な場合は、陰茎の長さが十分にある方でも「造膣なし」の術式を選択できます。

では、定番キーワード「反転法」が誤って使われているなら、正しくはどの術式の事を指すのでしょう?

陰茎の皮膚では造膣できない以上、残るは陰嚢の皮膚で造膣することになります。
つまり、陰嚢皮膚移植法が、定番キーワード反転法」の正体なのです。

勘の良い方は既にお気づきかと思いますが、もし、医師の前で「反転法」と言ってしまったら、「造膣なし」の術式を希望していると捉えられてしまいます。

周りの皆がダイレーションをしているのに自分だけしていない、おかしいなと、術後に間違いに気付いても時既に遅し、陰嚢の皮膚はもう炭と化していることでしょう。

タイSRSガイドセンターでは、その様な事態を防ぐため過去から現在まで「反転法」というキーワードを使わずに「造膣なし」そして「陰嚢皮膚移植法」という正しい呼び名を利用してお客様そして医師への説明を行っています。

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