造膣しないSRSについての費用は?
記者:
横須賀 武彦
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2008年5月5日
2,483

私も同じ考えをしています。基本的な費用を教えてください。また、診断書等も必要なのでしょうか?
「膣は不要だけど女性の外性器は欲しい」―そんなあなたが気になるのは、造膣しないSRSの費用と具体的な準備です。本記事では基本費用275,000バーツの内訳から、診断書取得、渡航準備までを網羅的に解説します。
造膣しないSRSの費用はいくら?【Q&A】
結論:基本手術費は275,000バーツ(約110万円※1バーツ=4円換算)です。
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手術費本体 275,000バーツ(4日入院)
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術前検査費 約 7,300 バーツ
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その他:アテンド料・滞在費・航空券などは別途
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為替変動:出発時レートで総額が上下する
例:ガモン病院17日間パッケージの場合、総額目安は約170万〜180万円。内訳と最新レートはタイSRSガイドセンターで随時ご案内しています。
造膣しないSRSを受けるまでの手順
STEP 1:GID診断書を取得する
手術予約前にGID診断書(英文)を用意。取得から翻訳まで数週間みておく。
STEP 2:費用シミュレーションと資金計画
手術費275,000バーツに検査・滞在・航空券・アテンド料金を加えて全体像をつかむ。
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Tips(為替差損を考慮し、総額+10%を予備費に)
STEP 3:病院予約と渡航準備
仮予約→本予約→各種書類手配を一気に進める。
Note: タイの医療機関では具体的な繁忙期は存在しないため、約3か月前の仮予約で十分です。
造膣しないSRSに関するよくある誤解と正しい情報
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誤解①「診断書がなくても受けられる」
実際は 英文GID診断書が推奨。術前のGIDカウンセリングで参考にすることも。 -
誤解②「275,000バーツだけで済む」
実際は 検査・滞在・航空券・アテンド料金 が加算され、総額は170万〜180万円前後。 -
誤解③「造膣しなければ女性ホルモンは不要」
実際は 術後もホルモン補充が推奨 され、医師管理の下で継続投与が必要です。
Note: ホルモン管理を怠ると骨密度低下や気分障害のリスクが高まります。
まとめ
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造膣しないSRSの基本手術費は275,000バーツ。
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診断書取得・検査・滞在・航空券・アテンド料金を含めると総額は約170万〜180万円。
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GID診断書の準備と早期予約がスムーズな渡航の鍵。
タイSRSガイドセンターは、タイで実際に性別適合手術を経験したMtF当事者が現地で直接サポートする唯一のアテンド会社です。
当事者によるアテンドだからこそ分かる課題――造膣なしSRSで不安な費用計画――を、私たちは個別予算シミュレーションと手術手配で丁寧にサポートします。
どんな小さなご質問やご相談でもお気軽にお問い合わせください。