ココが気になるタイSRS「ナプキンはどう選べば良いの?」
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記者:
JWC 加地
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2020年4月11日
1,424
ここがポイント!
- ナプキンは術後数週間程度使うだけ。
- 術後の出血や汚れをカバーできれば十分。
- 長さ22cm前後の昼用で、羽無しがお勧め。
お客様
今までナプキンを使ったことが無かったのですが、ナプキンはどう選べば良いのでしょうか?
MtFでSRSをされる方は術後のナプキンに戸惑う方も少なくないと思います。
通常、ナプキンは手術先医療機関から貰えることがほとんど(ガモン病院なら毎日の通院の時に新しいものに交換/スポーンクリニックなら退院時に一定数支給)ですが、術後はナプキンの汚れが気になる度にナプキンを交換した方が良いため、自分でナプキンを購入する機会もあるでしょう。
そんな時、ナプキンの種類とタイプの多さに戸惑う方は少なくないはずです。
ナプキンには、主に以下の様な種類があります。
- 昼用・夜用
- 多い日用・普通の日用
- ナプキンの長さ(16cm前後〜30cm前後)
- 羽つき・羽なし
こんなに種類があるナプキンを、どう選べば良いのでしょう?
ズバリ、「長さ22cm前後」で「昼用(普通の日用)」の「羽無し」を選んで下さい。ナプキンは術後数週間程度しか使わず、術後の出血や汚れをカバーできれば十分です。
ただし、22cm未満の長さが短いものは下着を汚してしまい不衛生になりがちですので、避けた方が良いでしょう。また、30cm以上の大きなものは、睡眠時の出血でベッドシーツを汚して困っている場合以外は、ゴワゴワして逆に患部の痛みの原因になることもあります。
注意
「おりものシート」「パンティライナー」と呼ばれる製品は、形状がナプキンに似ていますがナプキンとは異なる使い方をするものですから、手術直後には向きません。この様に、術後の患部に適したナプキンを選んで、快適な退院生活を送りましょう!
MEMO
タイへの渡航時にも、適したナプキンを1パック(数枚入り)スーツケースに入れて持参すれば、退院直後に無理してナプキンを買いに行く心配も要りませんから、お勧めです。