SRSパッケージは手術時の入院期間も含んでいるのでしょうか?
記者:
横須賀 武彦
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2007年3月1日
2,301

「2週間パッケージって2週間まるごと入院?」──そんな疑問を抱くあなたへ。実は入院期間と滞在期間は別モノ。本記事では、SRS基本パッケージに含まれる入院日数・渡航スケジュールの実情を解説し、安心してプラン選択できる知識をお届けします。
2週間パッケージ=2週間入院ではないって本当?
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結論:入院日数は平均4〜6日、残りは滞在施設での療養が一般的です。
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手術後の合併症リスクを見極め、医師が退院可否を判断。
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退院後はタイSRSガイドセンター管理の滞在施設から通院して経過観察。
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入院費用は手術費にすべて込み。追加請求は原則なし。
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例)MtF SRS(ガモン病院の陰嚢皮膚移植法):入院6日+滞在施設15日=合計21日 FtM SRS(ガモン病院の開腹による子宮卵巣摘出):入院3日+ホテル8日=合計11日
パッケージ選びを失敗しないための3ステップ
STEP 1:手術別の標準入院日数を把握
手術方式や術後管理の違いで入院日数は変動。FtMよりMtFの方が長めと心得ましょう。
STEP 2:退院後のセルフケア体制を確認
退院後は定期的な通院による患部ケアが必須。
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Tips(通院時は弊社スタッフが毎回同行します)
STEP 3:航空券と滞在施設日程を逆算
弊社では、帰国までに患部が安定する最低の期間をパッケージで設定しており、かつ弊社で手配させていただく航空券も、原則、日程変更可能なタイプを選択しています。
Note: 退院が予定より延びても医師の判断であれば入院費の追加など、追加の医療費は発生しにくい。
入院期間に関するよくある誤解と正しい情報
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誤解①「短いほど優良病院」
実際は 適切な経過観察期間 を確保する方が安全。 -
誤解②「入院費は別途請求される」
日本と異なり手術費=入院費込みがタイ流。 -
誤解③「早期退院で費用が返金される」
パッケージ料金はあくまで一括設定。日割り返金は行われません。
Note: 「入院が延びるほど高額になる」という日本の常識は当てはまりません。
まとめ
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2週間/3週間パッケージは滞在全体の日数であり、入院は4〜6日前後。
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入院費は手術費に含まれ、追加請求はレアケース。
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退院後の滞在施設での療養と日本語サポートが安心感のカギ。
タイSRSガイドセンターは、タイで実際に性別適合手術を経験した MtF 当事者が現地で直接サポートする唯一のアテンド会社です。
当事者だからこそ理解しにくい「渡航期間や入院期間の不安」のような問題でも「個別スケジュール調整と医療機関との直接連携」のように丁寧に対応いたします。
どんな小さなご質問やご相談でもお気軽にお問い合わせください。