GID診断書を確実に手に入れる方法 ─ スポーンクリニックでのSRSを目指すあなたへ
記者:
横須賀 武彦
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2007年3月1日
2,154

スポーンクリニックでのSRSを本気で計画していても、英文のGID診断書が手元にないと第一歩が踏み出せません。この記事では「国内での取得が難しい…」という悩みに寄り添い、最短ルートで診断書を準備する具体策をお伝えします。
スポーンクリニック前提のGID診断書は国内取得が必須?
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結論:はい、日本で発行された英文診断書が1通必要です
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国内医師による正式診断がスポーンクリニックの受付条件
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日本語原本+英訳ではなく、最初から英文で発行された書式が必要
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渡航前に不備を解消することで手術日変更リスクをゼロに
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Aさんは国内で日本語診断書のみ取得 → スポーンクリニックの手術予約時に英語診断書の未取得が判明し、英語診断書の取得が手術予約期限に間に合わず、予約のチャンスを逃すことに。最初から英文発行にこだわれば負担を回避できました。
GID診断書取得を段階的に詳しく解説
STEP 1:信頼できる医師の選定
国内で英文診断書の発行経験が豊富な精神科医をリストアップし、問い合わせ時に「スポーンクリニック向け」と明示しましょう。
STEP 2:診断書の英語要件を確認
医師に「正式診断名・ICDコード・手術適応可否・フルタイム歴」を英文で盛り込み、署名・捺印・発行日が揃っているかを事前チェック。
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Tips:パスポート表記とローマ字綴りを一致させる
STEP 3:予約後の提出フロー
手術予約完了後、PDFスキャンを弊社へ送付 → 原本を入国時に携帯。事前レビューで漏れがないか再確認できます。
Note: 診断書有効期限はありませんが、何年も前の場合は書式に注意すること。
GID診断書に関するよくある誤解と正しい情報
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誤解①「日本語原本+翻訳で十分」
実際は 医師直筆英文 での発行が必要です。第三者が翻訳したものでは利用できません。 -
誤解②「診断書が旧名(希望する性別の名前ではない)でも後で訂正できる」
実際は パスポート表記と異なると再発行が必要な場合も。 -
誤解③「複数枚あればコピーで問題ない」
実際は 原本提出が求められるケースが多く、予備の原本を準備すると安心。
Note: 診断書は「内容」よりも「形式」が審査落ちの原因になりがちです。
まとめ
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スポーンクリニックでは日本発行の英文GID診断書が必須
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医師選定・書式確認・提出フローの3STEPで取得リスクを回避
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取得時期は手術予定日から逆算して半年以内がベスト
タイSRSガイドセンターは、タイで実際に性別適合手術を経験した MtF 当事者が現地で直接サポートする唯一のアテンド会社です。
当事者だからこそ理解しにくい「診断書要件の細かな落とし穴」のような問題でも「書式チェックと医師紹介サポート」のように丁寧に対応いたします。
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