FAQ: タイの手術や術後管理の品質はかなり落ちてきているのですか?
記者:
横須賀 武彦
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2010年2月23日
2,566

保険適用はこの財政難の時代だからかなり疑わしいとは思うのですが、タイの手術や術後管理の品質はかなり落ちてきているのですか?
私としては、先生の選定には注意は必要なものの日本に比べると手術の件数もかなり多いし、医師不足の日本に比べると管理が行き届いているイメージが根強いだけに意外でした。現状はいかがなものなのでしょうか?
あなたも「最近はタイより日本のほうが安全かも…?」という噂を耳にしましたか?
しかし実際には、症例数・専門医の層の厚さ・国際認証取得率など、多くの指標でタイは依然トップクラス。本記事では最新データと現地事情を踏まえ、タイSRSの“ほんとうの品質”を解説します。
タイSRSの品質は下がっている?
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結論:いいえ。主要施設では国際基準に沿ったアップグレードが続き、むしろ高度化しています。
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症例数が多く、年間1,000件超の実績を持つ専門病院も存在
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JCI※やISO15189など国際認証の取得が進み、外部監査で品質を担保
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日本帰国後も提携の医療機関で経過診察も可能
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「2024年にガモン病院でSRSを受けました。帰国後の提携医療機関があるか心配でしたが、アテンドさんも、ガモン病院もそれぞれ提携の医療機関があるとのことで、安心感マシマシでした」― 30代MtF
※JCI=Joint Commission International
高品質を支える3つのステージを詳しく解説
STEP 1:術前評価と個別プラン
タイ渡航後も術前に各種検査を行い、身体の状態を総合評価。最適な術式とリスク低減策を策定。
STEP 2:術中マネジメントと最新デバイス
JCI認証を受けた医療管理体制と最新医療機器を活用し、出血量と手術時間を最小化。
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Tips(麻酔科医もSRS専任チームが担当し、合併症リスクを低減)
STEP 3:術後フォローと日本国内の提携医療機関
退院後は毎日の通院で患部確認を行い、帰国後も提携医療機関のご提案が可能。
Note: 弊社アテンドをご利用の場合は、通院時の弊社スタッフの同行に加え、帰国前の最終フォローアップも実施しており、初めての方でも安心。
タイSRSに関するよくある誤解と正しい情報
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誤解①「値段が安い=品質が低い」
実際は症例数の多さがコストを下げており、材料・人員に妥協はありません。 -
誤解②「コロナ禍で熟練スタッフが流出し技術が低下した」
渡航制限解除後に国外症例が急回復し、スタッフも早期に復帰しています。 -
誤解③「日本人患者は減り経験が蓄積されていない」
2024年時点で年間数百名の日本人MtF/FtMがタイで手術を受けています。
Note: ネット上の古い体験談は、現行プロトコルと異なる場合があるので注意。
まとめ
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タイの主要SRS施設は国際認証・最新機器・専任チームで高品質を維持
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術前評価から日本国内提携医療機関までシームレスな管理体制が整備
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噂だけで判断せず、実績とサポート体制を確認することが重要
タイSRSガイドセンターは、タイで実際に性別適合手術を経験した MtF 当事者が現地で直接サポートする唯一のアテンド会社です。
当事者によるアテンドだからこそ分かる課題—タイでの術後ケアに不安—を、24時間日本語サポートと医師連携で丁寧にサポートいたします。
どんな小さなご質問やご相談でもお気軽にお問い合わせください。
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バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超