【2026年更新】インターネット上の情報の信頼性について、SRSを検討する皆様へ

記者:

横須賀 武彦

2016年12月14日

 

4,453

トランスカエルくん
インターネットのSRS情報は、誰が書いたか・他情報と照合しているか・広告関係の開示があるかを必ず確認してだケロ。匿名や極端に肯定的な記事は要注意です🙂 情報だけで判断せず、実績ある相談窓口や医療機関にも確認を。迷ったらLINEでの無料相談もご利用ください。お問い合わせはご遠慮なく!

「トランスカエルくん」のメッセージはAI(人工知能)が自動生成しています。不適切または不正確な内容が含まれる場合があります。

インターネット上の情報は、どこまで信頼できるか

SRS(性別適合手術)に関する情報をインターネットで探すとき、検索結果の上位に出てくる記事をそのまま信じてよいとは限りません。誰が書いたか分からない記事や、広告であることを隠したまま特定の病院・サービスを持ち上げる記事が、今も検索結果に混ざっているためです。情報を集めただけで事実が見えるとは限らないという点は、情報量が増えた今も変わっていません。当社(タイSRSガイドセンター)は、情報を集める際に最低限チェックしてほしいポイントを以下にまとめます。

2016年のWELQ問題が変えたもの

2016年、DeNAが運営する医療情報サイト「WELQ」で、根拠の乏しい健康記事が大量に検索結果の上位を占めていたことが発覚しました。専門家の監修を経ない記事が機械的に量産され、SEOだけを目的に作られていたことが問題視され、DeNAは同年11月末にWELQを含む運営サイトを非公開にしました。

この一件をきっかけに、Googleは検索品質評価ガイドラインを見直し、記事の専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)を重視する方向へ検索アルゴリズムを継続的に改定しています。ただし、これで低品質な記事が検索結果から一掃されたわけではありません。Googleは2024年3月と2025年1月にも評価ガイドラインを更新し、人の監修を経ずに大量生成されたAI記事を最低品質に分類する基準を明示しました。量産型の低品質記事という問題そのものは、作り手を変えながら今も続いています。

ステルスマーケティング(ステマ)は今は違法になり得る

広告であることを隠して一般消費者や口コミ投稿者になりすます「ステルスマーケティング(ステマ)」も、信頼性を損なう典型的な手口です。2023年10月1日、景品表示法の改正が施行され、ステマは「不当表示」として法的に規制されるようになりました。それまでステマそのものを直接取り締まる規定は存在せず、優良誤認・有利誤認に該当する場合しか処分できなかったため、この改正で規制の枠組みが明確になった形です。

ステルスマーケティングの手口として代表的なのは、次の2パターンです。

1. 一般消費者になりすまして口コミや記事を書く
2. 一般人・芸能人のブロガーに宣伝を依頼する

出典:ステルスマーケティング(ステマ)とは?意味や事例、リスク回避のポイントを紹介

法規制ができたとはいえ、違反がその場で見抜けるわけではありません。SRSに関する情報を探すときも、「これは広告なのか、実体験に基づく感想なのか」を自分で見極める姿勢は変わらず必要です。

匿名記事・レビューを鵜呑みにしないための3つの目安

当社では、SRSの情報を集める際に以下の3点を確認することをお勧めしています。

  1. 書き手が特定できるか:匿名やニックネームだけの記事・ブログは、内容の真偽を後から検証できません。実名・所属・実績を明示している発信元かどうかをまず確認してください。
  2. 他のソースと突き合わせているか:一つの記事だけを根拠にせず、複数の独立した情報源で同じ内容が確認できるかを見てください。特に手術費用や病院の受入基準のように変化しやすい情報は、記事の公開時点が古いと現状とずれていることがあります。個人輸入や通販でホルモン剤を入手する場合、本物かどうかを購入者側で確認する手段がないことも、インターネット上の情報だけで判断してはいけない代表例です。
  3. 広告・提携関係が明示されているか:特定の病院やサービスを勧める記事に金銭的な提携関係がある場合、その旨が開示されているかを確認してください。開示のない極端に肯定的な内容は、ステマの可能性を疑ってよい材料です。

いずれも、書き手の言葉を最初からすべて疑うためのものではなく、「人の話を鵜呑みにしない」という姿勢で情報に接するための目安です。SRSの計画を進める上では、確実で信頼できる具体的な情報が不可欠です。SRSに関する記事や口コミで真偽の判断に迷う場合は、当社スタッフまでお気軽にご相談ください。実際に対応してきた事例に基づいて、確認できる範囲でお答えします。

     にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 性同一性障害(MtF)へ   にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 性同一性障害(FtM)へ   にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 性同一性障害カウンセラー・アテンダントへ