平成29年期GID.JP代表就任に関する所信表明
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記者:
横須賀 武彦
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2017年10月4日
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平成29年10月3日付けで、一般社団法人gid.jp「日本性同一性障害と共に生きる人々の会」より平成29年期代表就任に関する所信表明がありましたので、この記事で紹介させて頂きます。
性同一性障害FTM当事者の西野明樹と申します。平成29年5月27日に開催された臨時会員総会役員改選において理事のひとりに選任され、その後開かれた理事会にて代表理事に就任いたしました。就任から日が経ってしまいましたが、9月5日付けで役員変更の登記が叶いましたので、これをもって正式に登記された本法人代表として、理事会承認の上、法人運営に対する所信の一端をここに表明いたします。
これまで本法人は、関連省庁や地方公共団体、GID(性同一性障害)学会、日本精神神経学会、各種メディアなどに対し、全国規模を誇る唯一の性同一性障害当事者団体として、提言や要望などを行って参りました。それによって多くの性同一性障害当事者のQOL(生活の質)が向上した事実と功績は、十分に評価されるべきものと考えています。しかし一方で、多くの課題を抱えてきたことも事実です。冒頭からではございますが、まずは本法人が抱えてきた主要な課題について、代表としての考えを述べたいと思います。
1、閉鎖的な組織風土について
2、決算報告ならびに納税の遅延について
3、平成29年5月の役員選挙について
(2)理事ならびに監事、支部運営責任者に求める姿勢
(3)当事者活動に関する基本指針
1、性同一性障害当事者かトランスジェンダーかは当人の自己決定による
2、トランスジェンダーの定義に関する誤解に是正を求める
3、多様な性自認の表現を受け入れる
4、これからも性同一性障害との表現を用いる
5、脱医療化の流れには同調しない
(4)おわりに
https://youtu.be/itB-NAz9b_Y
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○本法人公式Twitter
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バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超