ココが気になるタイSRS「マンガなどで描かれるSRS(性別適合手術) 体験と現実のギャップ」
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記者:
JWC 加地
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2018年1月28日
1,329
先日、SRS1(造膣なし)手術で渡航間際のお客様から以下の質問を頂きました。
読むと、相当辛い内容が描かれていましたが、
個人差なんですね
私の場合は、大丈夫みたいですね
最近はSRS(性別適合手術) の体験をブログだけでなく、マンガなどの商業媒体で目にする機会が多くなって来ています。
その中で描かれるSRS(性別適合手術) の術後の辛さや痛みなどの体験を見て「やっぱり皆がこんな感じなんだ、自分もこんな辛い思いをしなければならないんだ…」と同じと思ってしまう方は少なくないと思います。
術後の辛さや痛みなどは手術先や術式にもよりますが、少なくても他のアテンド業者に先がけて2005年から弊社がご案内しているガモン病院(元ガモン・クリニック)でSRS(性別適合手術) された患者様ではひどい辛さや耐えられないような痛みはありませんでした。
一点、気に留めて置いて欲しいのは、マンガなどの商業媒体はエンターテイメント性を重視している点です(もちろん、全ての商業媒体がそうであるわけではありません)。つまり、一つ一つの出来事が強調されて見えてしまい、現実とのギャップが大きくなるのです。
「生まれる性別をまちがえた!」は、陰嚢皮膚移植法の中で特にダウンタイムの長い、スポーンクリニックの術式(スポーン・テクニック)を受けられた方ですね。
スポーンクリニックの術式(スポーン・テクニック)は、帰国後数ヶ月は仕事への復帰が難しいほどダウンタイムが必要な方の比率が高い術式です。
「僕が私になるために」は、ヤンヒー病院でのS字結腸法(開腹)を受けられた方ですね。
ヤンヒー病院では入院も2週間程度(ガモン病院では7日間)と長く、後半の一週間は1日4回の強制ダイレーション(恐)をさせられる事が一番怖いです。 (笑)
退院後は自分で患部のケアをすることになります(ガモン病院なら毎日の通院で患部のケアをしてもらえる)。また、担当する執刀医による技術の差も、術後の回復に影響します。
逆に、タイSRSガイドセンター発行のマンガ「マンガで分かるタイのSRS(性別適合手術)」で分かりやすく説明させて頂いております通り、ガモン病院では、術式によりMtF性別適合手術(SRS)は4〜7日の入院で、退院後は毎日通院がありますので、その間に帰国後の生活に戻るための十分なリハビリが出来ますね。(長い入院は回復にマイナスなこともあります。)
ありがとうございます
やはり、ほとんどの方が、術後の回復について心配されますので、不安な点は遠慮せず、「質問」したり「茜(あかね)の無料相談室」に相談して頂き解消されることをお勧め致します。
下のインタビュー動画は、ガモン病院で「陰嚢皮膚移植法」を受けた方の物です。是非、参考にしてみて下さい。
こんにちは。SRS(性転換/性別適合手術)、顔の女性化そして声の女性化の経験者であり、岡山県出身の加地 茜(あかね)です。趣味は映画鑑賞、好きな動物はカエルです。 相談できるところが少ないSRSや顔の女性化、声の女性化に関してのご相談、そして様々な情報が溢れている現状で何を信じて良いのかわからないなどの困り事があればお気軽に相談して下さい。 自身の手術経験やアテンド経験から、痒いところに手が届く様なサポートが出来るよう、日々努力しています!