紹介記事:タトゥーを消せるかもしれない5つの治療方法

記者:

横須賀 武彦

2017年1月10日

 

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米国の大手世論調査機関「Pew Research Center」が行った調査(2013年7月)によれば、タトゥーを入れている米国人は、全人口のおよそ14%(4500万人)、18〜25歳の36%、26〜40歳の40%だ。男性(19%)より女性(23%)のほうが多い。

 一方、日本人では全人口のおよそ2%がタトゥーを入れているという統計がある(出典:株式会社ヒューマ)。

男, 肖像画, 男性

MtFの方にはほとんどいませんが、FtMの方は日本人男子平均よりタトゥーを入れているからの比率は高いと思います。

後で後悔して消したいという相談も受けましたが、時間とお金がかかり、しかも完全に消すことは困難です。
タトゥーで男の雰囲気を演出したいということで、タトゥーを入れるのはお勧めしません。

以前紹介したタトゥー関連記事はこちらです。

どうしても消したい場合は以下の方法があります。

タトゥーを消すための5つの治療方法

 日本形成外科学会などによると以下のような方法がある。

①レーザー治療による除去
 黒や赤はレーザー光の吸収がいいため、色を抜きやすい。だが、濃い黒は除去に時間がかかり、色が抜けにくい。色の薄いタトゥーは色素の量が少ないので、除去しやすいが、赤以外は色が薄くても除去しにくい。細い線の図柄は色を抜きやすい。女性も人気が高い除去法だ。

②切除術による除去
 タトゥーの入った皮膚を切除後、縫合する。小さく細長い形状は一回の治療で完全除去できるが、大きい形状や皮膚に余裕がない場合は、完全切除は難しい。縫合線は完全に消えない。特に大きい形状を切除した場合は、傷跡が盛り上がる時がある。

③皮膚を切らないタトゥーアウェイによる除去
 回転針マイクロニードルで皮膚を浅くアブレージョン(削皮術)し、高濃度の乳酸を注入し、色素を除去する。色に関係なく除去できるが、火傷跡のような皮膚が盛り上がった肥厚性瘢痕が残るのが欠点だ。また、除去後に周りの皮膚と比べて除去した部分が白くなる色素脱失、皮膚の色が茶色くなる色素沈着も避けられない。

④植皮法(皮膚移植)
 植皮法(皮膚移植)は、タトゥーの皮膚表面を剥離し、自分の身体の他の部位(臀部や大腿部など)から皮膚を移植し、タトゥーを除去する。レーザー治療で除去できない深いタトゥー、広範囲なタトゥーを短期間で除去できる。

 皮膚の全ての層を移植し、移植元の部分は縫合する全層植皮法と、皮膚の表層の一部を移植する分層植皮法がある。移植した皮膚は4日程度で新しい血管が植皮片へ入り込み、約1週間程度で生着する。ただし、移植した皮膚が壊死する、血腫ができる、感染症によって化膿するなどのリスクがある。

続きは http://healthpress.jp/2017/01/post-2746_2.html

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