睾丸摘出手術を受けていますが、その場合追加料金が掛かるのですか?
記者:
横須賀 武彦
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2008年5月5日
2,370

一昨年に睾丸摘出を済ませ、いよいよ陰嚢皮膚移植法によるMTF SRSを検討中のあなた。「皮が足りないと追加料金が発生するのでは?」――そんな不安を抱く声をよく耳にします。本記事では追加料金の有無と費用の仕組みを解説し、安心してバンコク3週間パッケージに臨むためのポイントをまとめました。
睾丸摘出後でも追加料金は発生する?【Q&A】
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追加料金は原則なし
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睾丸摘出の有無に関係なくパッケージ料金は一律
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睾丸摘出済だからといって値引きも設定なし
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材料不足が判明した場合のみオプション選択肢が生じる
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材料不足と診断されても、浅い膣で済ませるか皮膚移植で深さを確保するか、事前に選択できます。焦らず担当コーディネーターと相談しましょう。
材料不足への対処を段階的に解説
STEP 1:事前カウンセリングで材料を評価
陰嚢の萎縮度と皮膚量を医師が確認し、確保出来る可能性のある膣深さを判断します。
STEP 2:オプション選択と費用シミュレーション
膣深さがイメージよりも浅い場合、鼠径部皮膚移植(+5 万バーツ前後)、S字結腸法など複数の選択肢があります。
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Tips(悩んだら): 深さより傷跡の少なさを優先するケースも多く、費用だけで決めないこと。
STEP 3:正式見積もりと予約確定
選択したオプションを含めた総額を確定し、納得のうえで仮予約→本予約へ進みます。
Note: 追加費用は術式変更時のみ発生。事前評価で「膣の深さが十分」と、あなたが判断すれば一切かかりません。
材料不足と追加料金に関するよくある誤解
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誤解①「睾丸摘出済なら必ず追加料金」
実際は 陰嚢皮膚量が充分なら追加ゼロ。 -
誤解②「皮膚不足=S字結腸法が必須」
実際は 鼠径部皮膚移植という選択肢もあるが、足の付け根に大きく目立つ傷跡が残るため、要検討。 -
誤解③「S字結腸法は誰でも選べる」
実際は 既往歴や腸の状態で適応が限られ、医師判断が必要。
Note: 「材料不足=高額負担」と決めつけず、まずは無料オンライン相談で現状を把握しましょう。
まとめ
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睾丸摘出の有無でパッケージ料金は変わらない
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材料不足時は鼠径部皮膚移植やS字結腸法など選択肢あり
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追加費用は術式変更時のみ発生し、事前評価で明確化できる
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