FAQ: 声の女性化手術は進歩していますか?
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記者:
横須賀 武彦
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2006年11月3日
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「今日まで、男性のトランスセクシャルにおける声のピッチ変更手術に関する文献はあまりありません。現在のピッチ高上手術の技術では長期間の結果を出す事が出来ず、手術によって得たピッチでは女性の声とするには十分高いものではありません。そこで我々は声のピッチを変える新技術を研究しました。甲状軟骨の節に従い外部甲状軟骨の帯を垂直に複合的に切除する事によって声帯を短くします。この方法により手術前平均147 Hz であった声のピッチが315 Hz までになりました。最長持続期間は6年間でした。甲状声帯切除は、男性から女性へのトランスセクシャルにおいて、長期間声を変化させる事が出来る効果的方法です。」 ・・・・
と書いてありますが、半永久的ではないのですよね?
手術してもまた声が元に戻ったりするのでしょうか?
この手術は2000年以前に確立されていますが、現在は声を変える手術は進歩していますか?
この記事が書かれたのは2002年ごろと推測されます。その前6年間の実績を踏まえて「6年間」がそれまでの最長であったと思われます。
また随時テクニックの更新はしているそうです。
クリニックに電話で確認したところ、元に戻った例はないそうです。また効果は半永久的にあるそうです。
ちなみに症例ですが、昨年は200ケースで、今年はすでに200ケースに届いているので、今年の総数は間違いなく200ケースを越えるそうです。
バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超