タイの痩せ薬「ヤンヒーホスピタルダイエット」に健康被害の疑い
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記者:
横須賀 武彦
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2018年10月18日
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「ヤンヒーホスピタルダイエット」と称する製品を服用した女性は、甲状腺機能亢進や低カリウム血症の症状(動悸、ふらつき、四肢の麻痺等)で入院。静岡県環境衛生科学研究所で「ヤンヒーホスピタルダイエット」を分析したところ、ビサコジル(便秘薬)、ヒドロクロロチアジド(利尿剤)、甲状腺ホルモン、クロルフェニラミン(抗ヒスタミン剤)、フロセミド(利尿剤)といった医薬品成分が検出されました。
東京都は2017年11月9日、タイ発の「MDクリニックダイエット」と称される製品の購入、服用に関して注意するようにとの発表を行ないました。
発表によると、20代の女性が個人輸入で「MDクリニックダイエット」を購入して服用したところ、悪心や手足のしびれ等の健康被害が発生。都の健康安全研究センターにて試験検査を行ったところ、食欲抑制薬等の医薬品成分が検出されたとのこと。
バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超