睾丸除去術後ではDr.スポーンによるSRS手術は不可能ですか?
記者:
横須賀 武彦
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2008年8月28日
2,536

睾丸除去術後では不可能ですか?
「睾丸を切除してしまったら、タイでの SRS はもう無理かもしれない…」——そんな不安を抱えるあなたへ。本記事では Dr.スポーンによる SRS(MtF)手術が 睾丸除去術後でも実施可能 である理由と、予約から当日の流れまでを段階的に解説します。
睾丸除去術後に Dr.スポーンの SRS は本当にできる?
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結論:問題なく受けられます
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陰嚢皮膚や鼠径部皮膚の利用範囲を含めた術前評価で適格性を確認
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Dr.スポーンは睾丸摘出済み症例の執刀経験が豊富
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当社アテンド経由では追加費用や手続き上のトラブル例なし
実際に睾丸摘出後に SRS を受けた A さん(34 歳)は、「術前診察で“皮膚量が十分”と確認され、通常と同じ工程で手術が進みました。術後の回復も順調で、希望どおりの深さを確保できた」と語っています。
睾丸除去術後の SRS 手術までの流れを 3 ステップで解説
STEP 1:術前カウンセリング & 資料送付
事前に弊社まで相談頂き、現在の状況についてヒアリングします。陰嚢皮膚の萎縮が進んでいる場合は、鼠径部のキズが大きくなりがち(鼠径部皮膚を多く使うため)なので、弊社資料請求の症例写真も参考にしていただきます。
STEP 2:手術予約、写真・診断書による適格性確認
手術予約後は、患部写真により特別な注意や対応が必要かどうか確認可能です。持病がある場合は英文診断書により手術可否を確認します。
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Tips(診断書は英文原本が望ましい)
STEP 3:渡航前検診・渡航準備
渡航前に所定の健康診断を受けて頂き、手術に支障が無いかどうかを確認します。その後、その他の渡航準備を進めます。
Note: 睾丸摘出後は陰嚢萎縮の程度に個人差があります。スポーンクリニックを検討すべきかどうか、という状況になることもありますので、早めにご相談下さい。
睾丸除去術後 SRS に関するよくある誤解と正しい情報
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誤解①「皮膚不足で膣が作れない」
実際は 陰嚢皮膚と鼠径部皮膚を合わせれば多くの症例で十分な深さを確保できます。 -
誤解②「保険適用の余地がなく高額になる」
実際は タイでの入院日数による入院給付金は民間保険、術後ケアの一部は保険診療で対応可能な場合があります。 -
誤解③「術後の性感が著しく低下する」
実際は 神経温存に配慮した手技で感覚を維持できる症例が多数報告されています。
Note: 「陰嚢萎縮=手術不可」ではありません。適切な術式を選択すれば解決できることがほとんどです。
まとめ
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睾丸摘出済みでも Dr.スポーンの SRS は基本的に可能
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追加料金・特別手続きは原則不要
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早期相談が術式選択の鍵
タイSRSガイドセンターは、タイで実際に SRS を経験した MtF 当事者が現地で直接サポートする唯一のアテンド会社です。
サポート宣言:どんな課題でも丁寧にサポート——陰嚢萎縮による皮膚不足への不安も、適切な術式提案と現地ケアで解消します。
どんな小さなご質問やご相談でもお気軽にお問い合わせください。
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バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超