ガモン病院で手術しますが、入院中や通院中の服装などについて
記者:
横須賀 武彦
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2016年3月20日
2,116

■ガモン病院に入院中の服装に関して
◎入院中のパジャマ及び下着の用意は?
◎病室でパソコンの使用は?
◎可能な場合のコンセントは?
■退院後
◎宿泊施設及び病院との往復の際の服装はショートパンツは避けるべきか?(スカートが良いか?)
◎出血が再度出る場合もあると聞いたのですが生理用品(生理用下着)の必要があるか?
◎個人のブログで必需品として よく耳にした腰掛ける際に使用すると言うドーナツ座布団の入手方法は?
① ガモン病院での入院生活について
◎入院中のパジャマや下着はどうすればいい?
ガモン病院では入院着(病衣)が用意されているため、日本からの持参は不要です。感染予防の観点から、基本的に下着(肌着やショーツなど)は着用せずに過ごしていただくことになります。
ただし、足のむくみ対策に着圧ソックスを履いて寝たい方や、術後は少し肌寒く感じることもあるので、カーディガンなど薄手の上着を準備しておくのはおすすめです。
参考:https://thaisrs.com/2024/09/tai-nyuuin-tyuuiten-tekisetu-na-situon-kanri-kaiteki/
◎病室でパソコンは使える?
病室でパソコンを使うこと自体は禁止されていません。ただ、術後は患部の痛みや点滴が手の甲についている影響で、身体を起こしにくかったり、キーボード操作がしづらい場合もあります。個人差があるので、実際にどの程度使えるかは体調と相談してください。
◎コンセントは日本のものが使える?
タイのコンセントは日本と同じ形状が多いため、通常そのまま使えます。ただし電圧が異なる場合があるので、念のためご自身の機器が対応しているか確認しておきましょう。
参考:https://thaisrs.com/2019/08/ki-naru-tai-tai-nihon-konsento/
② 退院後の服装について
◎退院後、病院との往復時にショートパンツは避けたほうがいい?
はい、SRS後はショートパンツの着用を避けてください。術後は患部に腫れがあり、思わぬ動作で強く圧迫したり擦れたりしやすいため、ショートパンツやジーンズのように締め付けが強いものはおすすめできません。
どうしてもパンツ系が安心できる方は、代わりに股下(またした)がゆったりしたサルエルパンツやキュロットスカートなどが良いでしょう。タイではショートパンツ=軽い女性と見られる可能性もあるので、周囲の目が気になる方は特に注意してください。
通常は、術後の患部ケアで通院する際、スカートやワンピースなら脱がずにケアができて便利です。丈の長いスカートはまくり上げるのが手間になるため、膝丈程度のスカートやワンピースをメインで用意されるのがおすすめです。
なお、タイは基本的に年中真夏のような気候ですが、近所のマックスバリュなどでもきっちりした服装で出かけることはあまりありません。そのため、上下とも2~3着程度を持参して洗濯しながら着回せば、荷物を必要以上に増やさず過ごしやすいでしょう。
◎出血が続くと聞いたけど、生理用品や生理用下着は必要?
術後の出血は帰国後1~2週間ほど(術後約1ヵ月)続くことが多いため、生理用ナプキンは日本製をある程度(10枚程度)持っていくと安心です。タイでも日本メーカーのナプキンは販売されていますが、コストダウンされているものもあり、品質の面で差を感じることがあります。
一方、生理用下着(生理用ショーツ)は患部を強く圧迫したり、ムレや感染を促しやすいのでおすすめしません。
普通のショーツ(履き慣れたものか、ウエストのゆったりしたもの)を最低2-3枚程度を持参して洗濯しながら使うと良いでしょう。
◎ドーナツ座布団(円座)は自分で用意する必要がある?
ガモン病院では円座(ドーナツクッション)を支給してくれるので、あらかじめ購入して持参する必要はありません。ただ、いかにも「ザ・円座」といった見た目が気になる方は、帰国時の飛行機で使うなどを考えて、恥ずかしくならないデザインのクッションや代用品を持ち込んでも構いません。
なお、首用クッションを円座として代用するのは現実的ではないのでご注意ください。