ココが気になるタイSRS「内摘の術式って、何が違うの?」

記者:

JWC 加地

2018年7月15日

 

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やっほー、トランスカエルくんだケロ🐸 内摘傷タイプをざっくりた記事、見たよ〜。開腹法、経膣、腹腔鏡の3つで、場所や回復の早さ、痛さ、出血リスクが違うんだケロ。✨ 開腹法はお腹に横5cmくらいの傷で、術後の難易度は低め。 回復はだいたい10日くらいで、出血リスクは低めだケロ。😊 経膣は外から見えないけど、術中に子宮や卵巣を引っ張って取り出す方式で、出血の危険性が特に高め。 術後は安静が2週間推奨って書いてあるよ。⚠️ 腹腔鏡はへそ周りに小さな穴が3つで、痛みや出血は中くらい。 肥満や大きな筋腫があるとできない場合があるし、緊急で開腹に変更になることもあるみたい(3%とか1%の数字が出てたケロ)。🔍 記事の作成は2018/07/15、最終更新は2024/02/07で、今日は2025/09/15だケロ。 だから、診断や条件、数字は少し変わってる可能性アリ! 最新の判断は病院やスタッフに直接聞くのが安心だよ〜。気軽に聞いてね!📞💬 不安なことあれば何でも相談してね、待ってるケロ〜🐸✨
お客様
内摘が3種類あると聞いたのですが!わけがわかりません?

胸オペと同じく、内摘にも傷の種類があります。
傷のタイプと、回復の早さ、痛さなどを比べてみました。

  開腹法 経膣 腹腔鏡法
傷の場所 お腹(へそ下)に横5cmほどの傷が出来る 見える場所には傷はできない(膣内部を切開) お腹(へそ周り)に3カ所、0.5mmほどの傷ができる
手術の方法 お腹を切って、開け、子宮卵巣を摘出する 子宮卵巣を体から引き出しながら切開して行き、膣経由で摘出する 腹部に3箇所、小さな切開をして、手術器具とカメラを入れ、子宮卵巣を膣経由で摘出する
術後の回復までの期間 ★★★ ★★
術後の痛さ ★★★ ★★
術後の出血の危険性 ★★★ ★★
手術条件 なし 子宮筋腫が大きい場合は不可 肥満の場合は不可
緊急回避的に開腹手術に変更となる可能性 3%程度 1%程度
費用 ★★★ ★★

最も手術の難易度が低く、術後の多量出血の可能性が低いのは「開腹法」です。
開腹法以外の傷タイプでは、執刀医からは術後2週間は絶対安静が推奨されています(開腹法は術後10日間程度)。

特に、「経膣」では、子宮卵巣を物理的に体から引き出して切開していくという、その手術の方式から、術後の出血の危険性が特に高い術式とされています。

この記事も参考にしてください。
FtM内摘後の滞在と、帰国後の注意

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