ココが気になるタイSRS「処方薬がタイに持ち込めるかどうか知りたいです」

記者:

JWC 加地

2020年1月12日

 

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タイへの薬剤持ち込みについてのポイント📝 薬局のシートやボトルをそのまま持っていこう🏥 薬剤の制限がない場合、服用量は30日分以下をキープ💊 診断書や処方箋も持ってくれば安心です👩‍⚕️ 問題になることはほとんどないので、ご安心を😌 お問い合わせはご遠慮なく!✉️🙌
お客様
処方薬がタイに持ち込めるかどうか知りたいです。空港で疑われても面倒なので、英文の薬剤携行証明書を持参すれば良いですか?
ここがポイント!
  • 持ち込みに制限のある薬剤かどうかは、タイのFDAへの確認が必要。
  • ピルケースなどに移さずに、薬局から受け取ったシートやボトルのまま持参する。
  • 万が一の場合に備えて、英文の薬剤携行証明書(原本)を用意しておく。

まず、タイに持ち込む予定の薬剤が、実際にタイに持ち込めるのかどうかを確認する必要があります
これは、英文の薬剤携行証明書をタイのFDA(日本の厚生労働省に近い)に送り、タイへの持ち込みに制限のある薬剤かどうかを確認します(約1〜2週間前後の時間が必要)。

その上で、タイへの持ち込みに制限のない薬剤であれば、以下の条件を満たす限り、持ち込みが可能です。

  • 服用量で30日間分を超えない量であること。
  • 薬剤は、薬剤メーカーの包装(シートやボトル)に入っており、薬剤名等の表示がなされていること。
  • 医師の診断書または処方箋のコピーを提示できること。

なお、ゾルピデムやロラゼパムなどの向精神薬や、ペンタゾシンなどの鎮痛剤、ディレグラなどの鼻炎薬など一部の処方薬はタイへの持ち込みに制限があります。

通常、タイの空港への到着時は、所持量が異常であったり、よほど不審な動きをしていたり、あえて自己申告しようとしない限り、日本から持参した処方薬が問題になることは極めて稀です。
そのため、上記のような手順を踏むことはあまり現実的ではありません。

また、万が一の場合に備え、疑われやすい外観の薬剤(白色粉末など)は持参しない、英文の薬剤携行証明書(原本)を用意しておく、などの対策をしておけば万全ですね。

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