ステージごとに違う医療機関で手術することは可能ですか?
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記者:
横須賀 武彦
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2009年4月6日
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【 質問 】
子宮卵巣摘出をヤンヒー病院で受けてそれ以降の手術(膣閉鎖など)を他の病院で行うとした場合(陰核を使用したミニペニスを形成する手術等)は問題ありませんでしょうか?
【 回答 】
大きな問題ありませんが、2度に分けて手術をするより一回で子宮・卵巣摘出と膣閉鎖は同時に行うのが術後のトラブル出現率を下がるのでベターです。
【 質問 】
開腹、内視鏡、術式の違いによってそれ以降を他院で受けられなくなったりする事はあるのでしょうか?現在、ヤンヒー病院で子宮卵巣摘出を考えていて、開腹、内視鏡どちらの術式で行うかについても迷っている状態です。術式の違いによるメリットデメリットも併せてお答え頂けると幸いです。
【 回答 】
腹腔鏡手術は肥満の方や以前腹部開腹手術を受けた方は受けることができません。
この条件がクリアできれば腹腔鏡手術の方が金額面のデメリットを除けば体への負担が少なく済みます。
ただし、子宮に異常(子宮筋腫など)が見つかった場合などは開腹手術に移行しなければならないケースもある得ることをご理解下さい。
子宮・卵巣摘出まではどこで受けても同じですが、それ以降のステージを他のクリニックで受けた後でヤンヒー病院で継続して手術を受けることはできません。
逆に陰茎形成(マイクロサーサージャリー)の準備手術をヤンヒー病院で受けた後に他のクリニックで受けることは困難です。
バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超