現在、弊社では「陰茎腹膜造膣法(PPV)」は既存の他の術式(陰嚢皮膚移植法やS字結腸法、スポーンテクニックなど)と比較して選択するメリットが少ないため、「S字結腸を含めた腸に持病がありS字結腸法が選択できない、かつ過去の睾丸摘出により陰嚢皮膚移植法では十分な膣の深さが取れない」方のみに限って陰茎腹膜造膣法(PPV)をご案内しています。
尚、逆に上記の条件に当てはまる方は「陰茎腹膜造膣法(PPV)」を強くお勧めしております(上記の条件に当てはまる方は既存の他の術式ではリスクが高く、お勧め致しません)。
ガモン病院
腹腔鏡による陰茎腹膜膣形成術/PPV
のお見積もり※1(24日間滞在)
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- お見積もりの総額(費用)はあくまでも用意する予算の目安です。この総額はパッケージ価格ですが、以下の費用は含みません。
・渡航前検診の費用
・渡航の際の日本国内の移動費
・滞在中の食費など。
- お見積もりの総額(費用)はあくまでも用意する予算の目安です。この総額はパッケージ価格ですが、以下の費用は含みません。
手術に必要な書類と条件
- 日本人精神科医の発行した英文のGID診断書1通
- ホルモン治療暦(最低6ヶ月以上/可能であれば1年以上が好ましい)
- 20歳以上60歳未満であること(60歳以上の方は要相談)。
- HIV・梅毒陰性である事(陽性の方は手術不可)。
- 渡航前検診票
- 手術希望箇所の現状写真(陰茎の大きさが手術に適した大きさかどうか確認が必要です)
- BMI値(下記参照)が26以上、または体重80kg以上は手術不可となります。
■ 肥満の方は、減量をお願いします。BMI(Body Mass Index:体重÷身長÷身長、例えば、身長170cmで、体重70kgであれば、70÷1.70÷1.70で、BMIは、24.2となります)。日本肥満学会の分類では、25以上が肥満となります。特に、BMI30以上の方は手術費用が30%加算となり、BMI32または体重90kgを超える方は手術不可となります。
肥満の方は糖尿病や狭心症の負荷の増大の合併が容易に予想される患者も少なくありません。厚い腹壁や、腸間膜内臓に蓄積した脂肪が、腹腔鏡下での手術視野の展開を妨害し、手術そのものを困難にしますし、腸管損傷等の術中合併症の頻度が増加します。肥満の人は術中の呼吸管理が難しく、呼吸不全の頻度が高くなります。血行状態が悪い為、術後感染症、静脈血栓、縫合不全、腸閉塞などを起こしやすくなります。
- 手術費用は現地タイで手術前に精算(現金またはクレジット・カード)となります。(アテンド料金の精算は現金のみとなります。) なお、クレジットカード利用ご希望の方は事前にクレジットカード会社へ病院での治療費支払いを予定していることを連絡してください。連絡不備や本人確認不備で、海外での多額利用ができない場合があります。
- 最終的な円料金は精算日の為替レートによって決定されます。その他食費・雑費など3~5万円ほど別にご用意下さい。
- 睾丸摘出済であるかどうかにかかわらず、手術関連費用は同一です。
手術内容と滞在日程
術式について
腹部(お臍周り)に3~4箇所に穴を開けて腹腔鏡を挿入して、腸など腹部の臓器を覆う薄い半透明の膜である腹膜を新しい膣の位置へ移動させ腹腔側を縫合して閉じ、陰茎の皮膚を利用した新しい皮膚と縫合して接続し造膣を行います。
下腹部の手術傷は術後3日程度で目立たなくなり、 半年から1年経過後は個人差がありますが、少し縫合痕(4cm程度)が残る程度に回復します。非常に熟練度の要求される手術の一つです。
デメリットとしては高度な技術が必要であり誰もができる手術ではないので、症例の多く経験値の高い医師を選ばなくてはならない点です。また高度な肥満の方や、過去に受けた手術により癒着が予想される場合には腹腔鏡下手術はできません。
弊社サイト(このページ)では、既存の他の術式(陰嚢皮膚移植法やS字結腸法、スポーンテクニックなど)との比較を掲載しています。
ガモン病院のWebサイトや、海外の医療機関Webサイトに記載されている「陰茎腹膜造膣法」のメリットは大半が旧来の「陰茎皮膚反転法」と比較したものとなっていますので、誤って理解されないようお願いいたします(欧米では今でも「陰茎皮膚反転法」がメジャーな術式となっていることが要因です)。
世界的な「陰茎腹膜造膣法」の特徴については、弊社のお客様がまとめて頂いています(外部サイト)ので、参考にして頂ければと思います。
小さな傷が残りますが、数年経過すればかなり目立たなくなります。
この手術は2ヶ月前に手術予約が必要です、手術可能日は土曜日のみとなります。また、腹腔鏡手術担当医師の都合により、手術日が数日ずれる場合があります。
日程概要
■ PPV法は手術日の3日前に渡航する日程です。
3日前:渡航
2日前:ガモン医師とのカウンセリング+タイのGID診断書取得のためのカウンセリングと健康診断
1日前:入院して腸内洗浄
当日: 腹腔鏡法による陰茎腹膜形成手術 (SRS手術執刀医:ガモン・バンシートゥム医学博士と腹腔鏡専門医)
- 日程に問題がある場合やご質問などありましたら、遠慮なくご質問していただけると幸いです。
宿泊先
弊社レンタルマンション【コンドータウン】
MtF+豊胸などの組合わせパッケージ
お勧めガモン病院は他のクリニックや病院で行ったMtFの修正手術も行っています。料金は個人差がありますので、お見積もりのための画像を添付して見積りをご依頼下さい。