SRSなどの手術はDr.ガモン一人で行われるのでしょうか?
記者:
横須賀 武彦
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2007年6月23日
2,179

「手術は名医が一人で行うもの」と思い込んでいませんか?
実は性別適合手術(SRS)は“チーム医療”が基本です。本記事では、ガモン医師が執刀するタイのガモン病院を例に、どのような専門医・スタッフが連携して安全性とクオリティを高めているのかを具体的に解説します。
SRS手術はガモン医師だけで行うの?【Q&A】
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結論:いいえ。主要工程はガモン医師が担当しますが、麻酔科医と複数の補助医・看護師が必ずチームを組みます。
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根拠
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国際基準の全身麻酔には専任の麻酔専門医が不可欠
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繊細な組織操作を効率化するためサブ執刀医が複数配置
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手術時間を短縮し出血リスクや感染リスクを最小化
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「メインデザインはガモン医師が担当し、同時並行で創傷閉鎖や止血を行う補助医がサポートするからこそ、長時間手術でも安全性が保たれるんですね!」 ― 手術後インタビューより
手術チームの連携を徹底解説
STEP 1:術前カンファレンス
手術計画をチーム全員で共有し、役割分担と緊急時対応フローを確認する。
STEP 2:全身麻酔の導入
麻酔科医が患者のバイタルを常時モニタリングし、呼吸管理と疼痛コントロールを実施。
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Tips(術前に持病や服薬を正確に申告)
STEP 3:執刀・補助のコンビネーション
ガモン医師が外性器形成など核心部分を担当し、サブ執刀医が同時に縫合や採皮を進行。平均手術時間を30〜40%短縮。
Note: 補助医がいることで術野が拡大され、ガモン医師は細部のデザインに専念できます。
SRSチームに関するよくある誤解と正しい情報
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誤解①「タイの病院は麻酔専門医がいない」
実際は 全身麻酔には必ず麻酔科医が立ち会う。 -
誤解②「ガモン病院ではガモン医師が不在のまま手術が進む」
実際は 主要部位をガモン医師以外が執刀することはない。 -
誤解③「補助医が多いほど技術レベルが低い」
実際は 多職種連携で安全性と術後結果が向上。
Note: 画像検索だけの情報は誤解を生みやすいので、公式ルートで確認を。
まとめ
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SRSは麻酔科医+複数の補助医+看護師によるチーム医療で行う
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ガモン医師は重要部位を必ず執刀し、デザインの最終責任を持つ
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補助医の存在は安全性と時間短縮につながり、結果として合併症リスクを下げる
タイSRSガイドセンターは、タイで実際に性別適合手術を経験したMtF当事者が現地で直接サポートする唯一のアテンド会社です。
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バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超