手術前に性器の大きさはどれくらい必要でしょう?
記者:
横須賀 武彦
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2008年1月11日
2,203

性器の大きさはどれくらい必要でしょう?
少し小さめなので心配です。
ガモン病院の場合
「陰嚢皮膚移植法では材料が足りなくて膣が浅くなるかも…」というケースでは、次の選択肢があります。
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そけい部の皮膚を追加で移植
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膣を約1-2cm程度深くするために鼠径部(足の付け根)の皮膚を足す方法です。足の付け根に10-15cm程度の長さの大きく目立つキズが残るリスクがあります。
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S字結腸法へ切り替え
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皮膚を足しても深さが足りないと考える場合、S字結腸を使った造膣術に変更します。
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ポイント
「陰茎の長さ=膣の深さ」というのは誤解です。
陰嚢皮膚移植法では陰嚢の皮膚、S字結腸法では結腸が深さを決める材料になります。
つまり、陰茎の大きさそのものは膣の深さに大きく影響しません。
膣の深さが足りないからといって、希望する術式で手術が出来ない、断られる、という事はありません。例え膣の深さが5cmになる場合でも、陰嚢皮膚移植法を希望できます。膣の深さが足りないかどうかを決めるのは、あなた自身です。
ただし、過去の包茎手術や長年のホルモン治療により陰茎の皮膚が萎縮している場合は、術後の小陰唇の長さが短くなり、見た目に影響する場合があります。
スポーン・クリニックの場合
スポーンテクニックによる陰嚢皮膚移植法では、鼠径部までの皮膚を大きく利用(膣の入り口からV字状にキズが残る)するため、
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陰茎がどんなに小さくても
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最低で6インチ(約15cm)以上の膣深さを確保できます。

バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超