抗生剤と痛み止めの薬の名前は?
記者:
横須賀 武彦
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2008年3月1日
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手術後に処方される薬の種類や安全性は、あなたにとって大きな関心事でしょう。本記事では ガモン病院で実際に投与される痛み止め・抗生物質の名称と役割 を中心に、服薬時のポイントや誤解をわかりやすく解説します。読後には「必要な薬を安心して受け取るための準備」が明確になります。
ガモン病院で処方される薬は安全? Q&A
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結論:処方薬はいずれも国際基準を満たし、安全性が確認されています。
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WHO が推奨する必須医薬品リストに掲載
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ガモン病院薬剤部でロット管理・品質検査を実施
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日本国内でも同一成分の市販薬が流通
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Q: 具体的な薬の名前と用量は?
A: ・痛み止め:Paracetamol 500 mg ・腫れ止め:Lysozyme 30 mg ・抗生物質:Ciprofloxacin 500 mg
退院までの服薬ステップを段階的に解説
STEP 1:手術前の投薬確認
渡航前の準備期間中に、弊社から、術後に利用する可能性のある薬のリストをお送りします。
STEP 2:入院中の服薬管理
痛み止めは通常6〜8時間ごと、抗生剤は12時間ごとに投与。飲み忘れを防ぐために、配薬時はすぐに服薬がお勧め。
STEP 3:退院後の自己管理
退院時に英語・日本語併記の薬剤カードが渡されます。服薬完了日をカレンダーアプリに登録し、飲み残しを防ぎましょう。
Note: 胃の弱い方は、空腹時を避けて服用すると副作用リスクが低下します。
処方薬に関するよくある誤解と正しい情報
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誤解①「抗生剤は全部飲み切らなくても平気」
実際は 最後の1錠まで 服用しないと耐性菌が生まれるリスクがあります。 -
誤解②「Paracetamol は弱い鎮痛薬で効かない」
実際は用量・用法を守れば術後疼痛にも十分な効果が確認されています。 -
誤解③「腫れ止めの Lysozyme はサプリなので省いていい」
実際は抗炎症作用が期待される医薬品であり、指示通りの服用が回復を早めます。
Note: 飲み合わせが心配な場合は、市販サプリを開始する前に必ず医師に相談を。
まとめ
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ガモン病院で処方される主な薬は Paracetamol・Lysozyme・Ciprofloxacin の3種類。
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すべて国際的に承認された成分で、適切な用量管理が行われている。
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服薬スケジュールを可視化し、飲み忘れを防ぐことが安全な回復への近道。
タイSRSガイドセンターは、タイで実際に性別適合手術を経験した MtF 当事者が現地で直接サポートする唯一のアテンド会社です。
当事者だからこそ分かる「術後の服薬管理」に伴う不安を、24時間日本語サポートで丁寧に解消します。
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バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超