僕は 麻酔が効きにくいのですが・・・・
記者:
横須賀 武彦
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2008年4月3日
2,378

手術前に麻酔の効きに関する検査とかもするんでしょうか?
「麻酔が効きにくい体質だけど大丈夫だろうか?」――SRS(性別適合手術)を目前に控えたあなたが抱える不安の一つです。本記事では、タイの主要病院における麻酔体制と術前チェックの流れを解説し、安心して手術に臨むためのポイントをまとめます。
麻酔が効きにくい場合、手術は受けられるの?
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結論:問題なく受けられます
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全身麻酔には必ず麻酔科専門医が立ち会う
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体質・服薬歴を基に投与量を個別調整
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術中は高度モニタリングでリアルタイムに反応を確認
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「ヤンヒー病院でもガモン病院でも、術中は常に麻酔科医がバイタルを監視し、必要に応じて薬剤を追加してくれました。おかげで目覚めた後も強い痛みはなく、安心して回復に集中できました。」 — MtF SRS経験者・Kさん
タイ SRS 手術の麻酔フローを段階的に解説
STEP 1:術前カウンセリング
術歴・アレルギー・麻酔経験を詳細に共有し、リスクを可視化します。
STEP 2:プレ麻酔評価
血液検査や心電図で全身状態を客観的に把握。必要に応じて追加検査も。
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Tips(既往の鎮痛薬やサプリは必ず申告)
STEP 3:個別最適化された麻酔計画
麻酔科医が薬剤選択と投与量を決定し、当日の手術チーム全員と共有します。
Note: 甲状腺機能低下症や肝機能障害などは麻酔代謝に影響するため、検査結果に基づき追加の対応策を立てる場合があります。
麻酔に関するよくある誤解と正しい情報
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誤解①「麻酔医がいないまま手術される」
実際は 必ず 麻酔科専門医が立ち会います。 -
誤解②「効かなかったら途中で意識が戻る」
実際は 高感度モニターにより反応を常時チェックし、追加投与で予防します。 -
誤解③「体質による差は調整できない」
実際は 体重・代謝・過去の麻酔歴を元に薬剤量を個別設計します。
Note: 「麻酔が効きにくい=危険」ではなく、情報共有が鍵です。
まとめ
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麻酔科専門医が常駐し、術前の詳細問診でリスクを最小化
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体質差に応じた薬剤量の個別調整とリアルタイムモニタリング
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不安があれば事前カウンセリングで相談可能
タイSRSガイドセンターは、タイで実際に性別適合手術を経験した MtF 当事者が現地で直接サポートする唯一のアテンド会社です。
当事者によるアテンドだからこそ分かる「麻酔への不安」を、専門医との橋渡しと通訳サポートで丁寧に解消します。
どんな小さなご質問やご相談でもお気軽にお問い合わせください。