日本人スタッフ便り – 第3回「HIVとエイズについて」

記者:

JWC 加地

2017年5月5日

 

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皆さん、こんにちは!😊 今日は「HIVとエイズ」についてちょっとお話しするよ。HIVはエイズの元になるウイルスだけど、正しい知識を持つことが大事だよね!💓 治療をすれば、HIVをコントロールできるから、安心してね。 感染経路や治療についても、詳しく知っておくと役立つよ!もし何か気になることがあったら、お問い合わせはご遠慮なく!🙌✨ いつでもサポートするから、気軽に聞いてね!💚

皆さま、お元気ですか?สวัสดีค่ะ 日本人スタッフの加地 茜(かじ あかね)です。
日本人スタッフ便り第3回は、「HIVとエイズについて」です。

HIVとエイズは、今まで一度も詳しく聞いた事がなければ「HIVはエイズだから危険」という誤った知識や認識を持っているかもしれません…

HIVとエイズの違い

HIVはヒト免疫不全ウィルス(human immunodeficiency virus)の事で、治療をせずに放置すればAIDS(エイズ)/後天性免疫不全症候群(acquired immunodeficiency syndrome)となります。

他のウィルスと違い、このウィルスは人体から完全に排除する事ができません。

HIVは体の免疫系を攻撃し、体が普段は感染しない病原体にも感染しやすくなってしまいます。HIVに対する治療を行わずに放置し、一度感染症にかかったら、弱くなった免疫系が働かずにAIDS状態となります。つまり、HIV感染症の最終段階がAIDSなのです。

効果的なHIV治療法はまだありませんが、適切に治療すればHIVをコントロールする事が出来ます。HIVをコントロールする事で、寿命を伸ばす事はもちろん、他の人にウィルスをうつす確率も大きく下げる事が出来ます。

HIVの感染経路と確率

HIVの感染経路は「性的感染」、「血液感染」、「母子感染」があげられます。

この中でも「血液感染」は、例えば医療機関での針刺し事故、麻薬などでの注射針の使い回し等があります。

それぞれのケースのHIV感染確率は、注射針の使い回しが0.63%、針刺し事故が0.23%で、さらに唾液や体液に触れる(性交渉を除く)程度では統計が取れないほど感染確率が低い事が知られています。

タイSRSガイドセンターでは?

タイSRSガイドセンターでは、HIV患者様にも対応しています。ただし、受け入れ可能な病院とそうでない病院があります。

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また、ヤンヒー病院ではHIV陽性の場合は要相談となります。

その他の病院でのHIV陽性の場合の手術可否については、タイSRSガイドセンターまでお問い合わせ下さい。

[参考/引用文献] https://www.aids.gov/ https://www.cdc.gov/
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