【2026年更新】ココが気になるタイSRS「反転法って、陰茎の皮膚を使うんですよね?」

記者:

JWC 加地

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2018年5月6日

 

4,201

トランスカエルくん
ご質問ありがとうだケロ!「反転法」は陰茎皮膚反転法だけでなく、陰嚢皮膚移植法まで混同されやすい呼称だケロ。術式名とご自身の体格で仕上がりが変わるので、病院や弊社と術式名で具体的に確認することをおすすめします。LINEでの無料相談も利用できますよ。お問い合わせはご遠慮なく!

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MtF(性別適合手術/SRS)を検討中の方なら、一度は耳にしたことがあるキーワードに「反転法」があります。タイSRSガイドセンターには、この「反転法」という呼び方について、お客様から次のようなご質問をいただきました。

Customer
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【 ご質問 】
反転法って、陰茎の皮膚を使って膣を作るんですよね?

【まず結論】半分正解で、半分は誤解です

「反転法」の正式名称は「陰茎皮膚反転法」で、おっしゃるとおり陰茎(ペニス)の皮膚を使って膣壁を作る術式を指す言葉です。ただし日本語の情報では、陰嚢(いんのう)の皮膚を使って膣を作る「陰嚢皮膚移植法」まで「反転法」と呼ばれてしまうことがあり、話している当人同士が別々の手術を思い浮かべたまま会話が進んでしまうことがあります。

なぜ「陰嚢皮膚移植法」まで「反転法」と呼ばれてしまうのか

造膣の術式としては、陰茎の皮膚だけで膣を作る陰茎皮膚反転法が先に広まりました。しかし陰茎の皮膚だけでは十分な深さの膣を作りにくい体格の方も多かったため、陰嚢の皮膚を移植して膣壁を補う陰嚢皮膚移植法が、独立した術式として確立されました。どちらも「造膣」という同じ目的を持つ手術のため名称が混同されやすく、「反転法」という言葉が陰嚢皮膚移植法を指す意味でも広まってしまったと考えられます。この混同についてはFAQ: ガモン・スタイルとは?でも触れています。

陰茎の長さが十分でない場合は、「造膣なし」に近い結果になりやすい

陰茎皮膚反転法は、膣の深さが陰茎皮膚の長さに左右される術式です。陰茎の長さに余裕のある体格の方が比較的多い欧米では、現在もこの陰茎皮膚反転法が主流の術式となっています。

当社がご案内しているガモン病院の術式は、小陰唇などの外観の形成に陰茎の皮膚を優先的に使う設計になっています。陰茎の長さが十分でない日本人の体格では、この外観形成に加えて陰茎皮膚反転法のように膣の深さの確保にも陰茎の皮膚を使うことは難しく、結果として造膣を行わない「造膣なし」の術式(当社では「SRS1」としてご案内しています)を選んだ方が、外観上良好な結果を得られるケースがほとんどだとご案内しています。

なお、ダイレーションなど術後ケアの負担を避けたい、性交渉の予定がないといった理由で、陰茎の長さに余裕のある方があえて「造膣なし」を選ばれることもあります。

病院に相談するときは、「反転法」ではなく術式名で

「反転法」という言葉だけで希望を伝えると、話している相手が陰茎皮膚反転法(実質的に「造膣なし」に近い結果になりやすい術式)を思い浮かべているのか、陰嚢皮膚移植法(陰嚢の皮膚を使って造膣する術式)を思い浮かべているのかが定まらず、希望と異なる術式で話が進んでしまうおそれがあります。

この二つの術式は、手術で使う皮膚の配分そのものが異なります。陰嚢皮膚移植法では陰茎の皮膚の多くを小陰唇などの外観形成に使うため、術後に「やはり陰茎皮膚反転法のように膣を深くしたい」と思っても、皮膚を後から作り直すことはできません。行き違いに術後気づいても取り返しがつかないという点は、あらかじめご理解いただく必要があります。

タイSRSガイドセンターでは、こうした行き違いを防ぐため、過去から現在まで「反転法」という言葉を使わず、「造膣なし」「陰嚢皮膚移植法」という術式名でお客様・医師双方へのご説明を行っています。病院で術式を確認される際も、「反転法」ではなく術式名でご確認いただくことをおすすめします。

もっと詳しく知りたい方へ

ガモン病院では現在、術式を「SRS-1」から「SRS-5」まで整理しています。本来の「陰茎皮膚反転法」はSRS-2A、当社がご案内している陰嚢皮膚移植法はSRS-2Bにあたります。陰茎皮膚反転法(SRS-2A)単体は、日本人男性の体格ではSRS-1に近い結果になりやすいため、当社では個別のパッケージとしてはご案内していません。

陰茎皮膚反転法と陰嚢皮膚移植法の違いや、S字結腸法・PPVを含めた術式ごとの詳しい整理は、「反転法」という術式について正しくない理解~陰茎(ペニス)反転法と陰嚢皮膚移植法の違いで図解つきにまとめていますので、あわせてご覧ください。ご自身の体格でどの程度の深さが見込めるかは、現状確認用の写真をもとに、執刀医が確認したうえでご案内しています。陰嚢皮膚移植法を選んだ場合のダイレーションやケアの負担については、S字結腸法の方が後のケアを考えると良い?――陰嚢皮膚移植法との違いを解説でも取り上げていますので、あわせてご覧ください。

タイでのSRSを検討中の方へ

「反転法」という言葉は便利な通称ですが、指している術式が人によって異なるために誤解のもとにもなります。ご自身が希望する仕上がり(造膣の有無、見込める深さ)を、術式名と体格の両方から確認しておくことが、渡航後の行き違いを避ける近道です。術式選びに迷う場合は、遠慮なく執刀医や弊社スタッフにご相談ください。

ご相談の窓口――内容に応じておつなぎします

確認したいこと 相談先
術式名の理解・見積もり・渡航スケジュールに関するご相談 弊社スタッフ・LINE相談窓口
ご自身の体格でどの程度の深さが見込めるかの判断 執刀医が、お送りいただいた写真をもとに確認します

参照した主な情報源

相談・ヘルプ

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