執刀医紹介
ソムヨット・グナチャック医学博士は大学病院にて20年以上教鞭を取っている教授であり、25年以上の経験のある医師免許を持った医師です。レーザー手術に関しては20年以上の経験があります。
甲状声帯襞(こうじょうせいたいへき)縮小手術は、男性の喉頭を小さくし、声帯靭帯を短くする手術です。前方の甲状軟骨を声帯靭帯の一部と共に縦帯状に多層切除する事により、左右の声帯の張力を増やし短くします。この手術によって、手術前平均147HZであるピッチが術後には315HZになります。
当手術は声の高さを変える努力をしても、男性の声であると見なされてしまう患者さんに対して行われます。例えば、電話をした時に、この人は男性であると分かってしまう様な患者さんです。声を変えたい男性の方が代表的な患者さんです。
手術は全身麻酔によって、行われます。喉仏の上の首のしわに沿って、又はそのしわに 1 ~2インチの切開を加え、前部咽頭を切除し咽頭を小さくします。声帯は拡張され、前方三分の一~半分の帯を切除し短くします。
甲状軟骨の節に従い外部甲状軟骨の帯を垂直に複合的に切除する事によって声帯靭帯を短くします。
この方法により手術前平均147 Hz であった声のピッチが315 Hz までになりました。全患者さんは2~6年間の追跡検査時において女性範囲のピッチを保っていました。甲状声帯靭帯切除は、男性から女性へのトランスセクシャルにおいて、長期間声を変化させる事が出来る効果的方法です。
術式についての留意事項
ヨーサガンクリニックでは2017年5月現在、より確実かつ安全に声の女性化を行うため「甲状声帯襞縮小手術」は、術前カウンセリングかつ手術時に声帯の状態が問題がないと医師が判断した場合のみ実施しています。
年齢が比較的若い場合は「甲状声帯襞縮小手術」での手術が選択できる可能性が高くなりますが、原則「改良された輪状甲状軟骨接近術」*で手術を行い、この手術で声の高さが変わらなかった場合、1年後に「甲状声帯襞縮小手術」にて修正手術を行います。修正手術の見積には、ソムヨット医師により声帯の状態の確認を受ける必要があります。
つまり、ヨーサガンクリニックでの声の女性化には、万一、声の高さが変わらなかった場合に修正手術を行うという保証が含まれているのです。
その為、初回手術を「甲状声帯襞縮小手術」でなく、「改良された輪状甲状軟骨接近術」*で行う場合でも、手術費用は同一で術式による手術費用の変動はありません。
ソムヨット医師の「改良された輪状甲状軟骨接近術」の特徴:
- 術後すぐに声を出す事が出来る(ダウンタイムが最小限)
- 自然な高さの声(高すぎて違和感のある声にならない)
- 術後に声が元に戻ってしまうことが稀(強力な縫合糸を利用)
- 喉仏の突出を最大限無くすことが出来る(同時に喉仏切除をした場合)
*「改良された輪状甲状軟骨接近術」と呼ばれる術式は、強い医療用縫合糸を使い輪状軟骨と甲状軟骨を物理的に接近させ、声帯を緊張した状態にするという従来の「輪状甲状軟骨接近術」をさらに改良・向上させた術式で、術後に縫合糸が切れることも非常に稀です。この術式はヤンヒー病院などが有名ですが、ヤンヒー病院で従来の「輪状甲状軟骨接近術」を行う医師は、ヨーサガンクリニックの執刀医であるソムヨット医師から術式を教えられた医師たちです。
AIコンシェルジュ
AIが回答を用意しています...
勘違いしていませんか?
声の女性化手術を受ければ、今の声が女性の声になると勘違いしていませんか?
声の女性化手術は、あくまでも高い声を出しやすくするための手術であり、現在の声質やトーンが変わるわけでは無いため手術を受ければ誰でも女声になるというわけではありません。
声の女性化手術を検討する前に、ボイストレーニングなどである程度の女声はもちろん、女性らしい話し方やトーンを獲得しておく必要があります。
とはいえ、声の女性化手術を受ける事で、自分の声に自信がつく事も事実です。声の女性化手術は、ご自身の生活スタイルなどに応じてご検討ください。
声の女性化手術
のお見積もり※1(12日間滞在)
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- お見積もりの総額(費用)はあくまでも用意する予算の目安です。この総額はパッケージ価格ですが、以下の費用は含みません。
・渡航前検診の費用
・渡航の際の日本国内の移動費
・滞在中の食費など。
- お見積もりの総額(費用)はあくまでも用意する予算の目安です。この総額はパッケージ価格ですが、以下の費用は含みません。
手術費用に関する留意事項
- 医師の判断により「甲状声帯襞縮小手術」以外の術式で手術する場合でも、手術費用は固定となり術式による手術費用の変動はありません。
- 45歳以上の方や他院手術経験者は別途追加費用が+30,000バーツ(+10万円前後)発生します。
- 喉仏切除不要の場合は-30,000(-10万円前後)バーツです。
- 過去にヨーサガンクリニックにて声の女性化手術を受けた方に対する再手術(修正手術)費用は最低150,000バーツより別途お見積もりとなります。
- 2021年5月より、新型コロナウィルスによる制限として手術前24時間以内のPCR検査結果(検査費用3,500〜5,000バーツ)と、手術前48時間以内の胸部レントゲン検査が必須となりました。
声の女性化手術は、手術後は声が出せないので術後のサポートは電話ではできません。 筆談やLINEなどを使ってのサポートする必要があります。
滞在中はクリニックの病室や滞在先(コンドータウン)備え付けのWifiを利用してLINEでのやり取りが主となります。
手術に必要な書類と条件
- HIV検査票・渡航前検診票
- 未成年の場合は親権者の同意書と親権者の同伴が必要
- 術前のホルモン治療中断(注射の場合は手術日の4週間前から、錠剤の場合は手術日の2週間前から)
声の女性化手術に向いている方
声の女性化手術では実現できないこと
術後の患部例
手術を受けるにあたっての注意点
◇改良された輪状甲状軟骨近接術について
改良された輪状甲状軟骨近接術を選択された方は、手術の翌日より声のボリュームを下げて控えめな声量で発声を再開することが出来ます。
ただし、一定期間は裏返ったような声で発声を続け、声をならしていく必要があります。
恥ずかしさなどから、無意識に術前の声の高さで話してしまうと、次第に声が元の高さに戻ってしまいます。
術式の特性上、喉仏縮小を同時に受けていない場合は、術前よりも喉仏が突出して見えてしまう場合があります。
◇甲状声帯壁縮小術について
甲状声帯壁縮小術を選択された方は、平均で術後1年ほどは日常会話(発声)が上手く行えません。
お仕事などで声を使う場合、お仕事に支障が生じますので、手術時期などの計画を十分に立てるようにお願いいたします。
回復期間は声が枯れる、しゃがれ声になる、声がすぐに裏返る等、一時的な声の不調を繰り返しながら声帯が回復していきます。
この術式でも、発声が出来る様になってから一定期間は裏返ったような声で発声を続け、声をならしていく必要があります。
恥ずかしさなどから、無意識に術前の声の高さで話してしまうと、次第に声が元の高さに戻ってしまいます。
術式の特性上、声帯ポリープなど、術後からの年数経過により声帯周辺の問題が発生する可能性があります。
◇呼吸器系疾患をお持ちの方
この手術は全身麻酔下で行われる手術です。
ぜんそくの持病のある方は、術前に日本のかかりつけ医に「全身麻酔で手術を行う予定」である旨を伝え、手術まで発作が出ないように術前管理をしてください。ぜんそくの発作が出ている状態では、全身麻酔の手術はできません。
また発作がでていなくても、タイへ行く際には必ずいつも使用している薬、吸入器等を持っていくようにしてください。
ぜんそく以外の呼吸器系疾患をお持ちの方は、かかりつけの担当医師に手術が出来るかどうかを確認してください。
◇アレルギー体質の方
この手術の体験者によると、アレルギー体質や傷の治りが悪い方は、術後の回復に通常よりも時間がかかることが分かっています。また手術により声帯の癒着(ゆちゃく)が大きくなる場合があります。この場合、声を出すことは可能ですが、声のかすれが強く残る場合があります。
ただし正常に回復しても多少癒着している方はいます。
◇発声に問題のある方
先天的または後天的な発声の問題がある方(声門閉鎖不全症など)は、「甲状声帯襞縮小術」を選択できない場合があります。また、声の女性化の度合いが通常よりも低くなり、声が出なくなる、しゃがれ声になる、逆に声が低くなる等のリスクが高くなります。
◇術前禁忌薬
術前に服用を避けるべきなのは、基本的に血小板の働きを抑制する薬やサプリ・ハーブ類(抗血液凝固剤)などです。 もちろん喫煙もダメです。
- ビタミンE(内服用)
- アスピリン *(=アセチルサリチル酸 )を成分とする薬(例:バファリン、ケロリンなど)
- イブプロフェン * を成分とする薬(例:イブA、ナロンエースなど)
- ワーファリン など。
ソムヨット医師による「のど仏縮小」のみを希望される方へ…
「のど仏縮小」手術 滞在8日間パッケージ
のど仏切除手術は1時間程度の手術で、術後に医師から特に指示の無い限り通常通り声を出す事が出来ます。
また、術後に気道が狭くなり息がし辛くなる、という問題はほぼありません。
のど仏縮小手術
のお見積もり※1(8日間滞在)
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- お見積もりの総額(費用)はあくまでも用意する予算の目安です。この総額はパッケージ価格ですが、以下の費用は含みません。
・渡航前検診の費用
・渡航の際の日本国内の移動費
・滞在中の食費など。
※45歳以上の方や他院手術経験者は別途追加費用が30,000バーツ(10万円±)発生します。
- お見積もりの総額(費用)はあくまでも用意する予算の目安です。この総額はパッケージ価格ですが、以下の費用は含みません。
手術を受けるにあたっての注意点
◇喉仏縮小について
この手術は喉仏「縮小」であり、甲状声帯壁縮小術とセットで行われる喉仏「切除」手術ではありません。
あくまでも声帯に悪影響を及ぼさない範囲で喉仏の突出を軽減するためのものですので、喉仏の凹凸が完全になくなる分けでは無いことに留意ください。
◇呼吸器系疾患をお持ちの方
この手術は全身麻酔下で行われる手術です。
ぜんそくの持病のある方は、術前に日本のかかりつけ医に「全身麻酔で手術を行う予定」である旨を伝え、手術まで発作が出ないように術前管理をしてください。ぜんそくの発作が出ている状態では、全身麻酔の手術はできません。
また発作がでていなくても、タイへ行く際には必ずいつも使用している薬、吸入器等を持っていくようにしてください。
ぜんそく以外の呼吸器系疾患をお持ちの方は、かかりつけの担当医師に手術が出来るかどうかを確認してください。
◇アレルギー体質の方
この手術の体験者によると、アレルギー体質や傷の治りが悪い方は、術後の回復に通常よりも時間がかかることが分かっています。また手術により声帯の癒着(ゆちゃく)が大きくなる場合があります。この場合、声を出すことは可能ですが、声のかすれが強く残る場合があります。
ただし正常に回復しても多少癒着している方はいます。
◇術前に服用を避けるべきなのは、基本的に血小板の働きを抑制する薬やサプリ・ハーブ類(抗血液凝固剤)などです。
もちろん喫煙もダメです。 ビタミンE(内服用)、・アスピリン *(=アセチルサリチル酸 )を成分とする薬(例:バファリン、ケロリンなど) イブプロフェン * を成分とする薬(例:イブA、ナロンエースなど)、ワーファリン など。