減煙でタバコはやめられない!世界最悪の「受動喫煙大国」日本
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記者:
横須賀 武彦
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2017年1月12日
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当ブログで何度も紹介して警告している「喫煙の害」は自分自身のことですが、「受動喫煙」は自分以外の人にも多大な迷惑と害を与えている事実です。
転載記事:実質的にすべての電子タバコの蒸気が有害な化学物質を含むとの研究結果
見た目にも影響する喫煙による7つの弊害
電子タバコからニコチン検出
年間約6800人が受動喫煙で亡くなり、その半数以上が職場での被害と推定される国はどこか? 世界保健機関(WHO)の受動喫煙対策評価で、ここ数年、最低ランクの常連となっている国はどこか?
答えはいずれもJAPAN、それがわが国の恥ずべき現状だ。
国際オリンピック委員会(IOC)とWHOの合言葉は「タバコのない五輪」であり、近年は会場のみか屋内施設(飲食店等を含む)が全面禁煙の国や都市での開催が慣例化してきているというのに。
2020年の〝おもてなし五輪〟が決まっている東京都の場合、受動喫煙防止対策として国際標準の条例規制を検討したものの、飲食・サービス業界の反発であえなく結論を先送り。日本のタバコ規制は国際的にも遅いとの批判を背に、ようやく政府が新法制定の検討を始めたというのが実状だ。
「徐々に」ではなく「すぐに」でないと禁煙は成功しない
そんな時代の趨勢を肌身でひしひしと感じ、健康面でも経済面からも「できれば来週から」「いや、来月こそは」「今年中にはぜひ」と自問自答を延ばしながらも節煙・減煙、あるいは期間限定の禁煙にトライしている人も少ないだろう。
では、禁煙志願派であるあなたが一念発起で試みる際は、「すぐに止める」系か「徐々に止める」系か、どちらだろうか? そして前者・後者の効果差では一体、どちらに軍配があがると思われるだろうか? 興味深い研究報告が公表されたので紹介しておこう。
報告の筆頭著者である英国・オックスフォード大学博士研究員のNicola Lindson-Hawly氏が以下のように話している。
「従来の傾向として、禁煙を望む大半の人たちが、徐々に減らすほうが自分に適していると考えてきた。しかし、実際はそんな考えに反して、一度できっぱり止める方法のほうが禁煙成就には優位だという結果が得られた」