【2026年更新】現金・パスポートなど貴重品の安全な持ち運び方-タイ渡航前に準備したいポイント
記者:
横須賀 武彦
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2017年1月16日
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【まず結論】貴重品は「機内持ち込み手荷物」に分散して携帯する
現金・パスポート・クレジットカードなど貴重品は、必ず機内持ち込み手荷物(受託手荷物=預け荷物ではない方)に入れてください。さらに一箇所にまとめず、体に身につけるポーチとカバンの2箇所以上に分けて持つと、片方を紛失・盗難に遭っても被害を最小限にできます。
なぜ貴重品の管理が重要か
タイSRSガイドセンターでは、手術関連費用・アテンド料金の精算残額は、渡航前の国際送金(日本国内の弊社口座への銀行振込)で完了しておくことを基本のご案内としています(詳しくはご精算・お支払い方法についてをご覧ください)。そのため、手術費用そのものをまとまった現金でタイへ持ち込んでいただく必要は基本的にありません。
一方で、現地での交通費・食事代・お土産代など、日々のちょっとした支払いには現金が必要です。当社では、現地滞在中の現金予算として、日本円相当で2万円〜3万円程度のタイバーツをご用意いただくことをおすすめしています。また、万一の不足やATMでの現地通貨引き出しに備え、念のためクレジットカードも携帯されることをおすすめします。
パスポートとクレジットカード・デビットカードも、身分証明や支払いの手段として滞在中は常に携帯するものです。これらの貴重品をどう安全に持ち運ぶかが、本記事のテーマです。
貴重品を預け荷物に入れてはいけない理由
預け荷物(受託手荷物)は、搭乗から受け取りまでの間、自分の目が届かない場所に置かれます。荷物の施錠には南京錠やダイヤル錠が使われることが多いのですが、こうした簡易な錠はボールペンの先など身近な道具でこじ開けられてしまうことがあり、開けられた形跡が残らないまま中身だけ抜き取られるケースもあります。
実際、2018年5月にはタイ発日本行きの航空便で、機内で頭上の荷物棚に置いていたバッグから現金64万円が盗まれる事件も報告されています(タイから日本行きのビジネスクラスで64万円が盗まれる!)。頭上の荷物棚も、預け荷物ほどではないにせよ目を離す時間が生まれるため、現金・パスポートなど特に重要な貴重品は座席近くの手荷物(体に身につけるタイプが望ましい)に入れておくことをおすすめします。
パスポートは常にご自身で携帯を
タイ滞在中は、観光や外出の際もパスポートを常に携帯してください。タイでは警察官から職務質問を受けた際にパスポートを提示できないと、身柄を拘束される可能性があります(詳しくはタイ滞在中は、観光中もパスポートの携帯を忘れずに!をご覧ください)。「盗難が心配だからホテルに置いていく」という判断は、この点でかえってリスクになりますので、パスポートは肌身離さず携帯し、その携帯の仕方を工夫する(後述のセキュリティポーチ等を使う)方向で対策することをおすすめします。
高額の現金・小切手を携帯する場合は税関への届出が必要
現金(日本円・外国通貨)や旅行小切手などの支払手段の合計額が100万円相当額を超える場合、日本の出入国時に税関へ「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」を提出する必要があります(税関公式サイトの案内)。申告をせずに持ち出し・持ち込みを行うと関税法違反として罰則の対象になります。
前述のとおり手術費用そのものは事前送金が基本のため、多くの方はこの届出の対象にはなりませんが、同行者の渡航費用等も含めて手元に現金を多めに用意される場合は、出発前に金額を確認しておくと安心です(日本からの現金持ち出しに制限はありますか?も参考にしてください)。
貴重品を安全に持ち運ぶためのグッズ選びのポイント
現金・パスポート・カードを分散して身につけて持ち運ぶには、服の下に装着するタイプのセキュリティポーチ(マネーベルト)が定番です。選ぶ際は、次のような点を確認するとよいでしょう。
- 薄型で目立たないか:着衣の下に入れても膨らみが目立たないタイプが、防犯上望ましい。
- RFIDスキミング防止機能があるか:非接触型のICチップ付きパスポートやクレジットカードは、至近距離からの不正な読み取り(スキミング)のリスクが指摘されており、電波を遮断する素材を使った製品が近年は主流になっています。
- 防水性・通気性:タイは高温多湿な気候のため、汗による蒸れやすさも選ぶ際の実用上のポイントです。裏面がメッシュ素材のものは比較的通気性に優れます。
- 装着方法(腰巻きタイプ/首下げタイプ):体格や服装に合わせて、ベルトで腰に巻くタイプと、首から下げて衣服の下に収めるタイプから選べます。
上記の基準に沿って現在Amazonで購入できる商品を調べたところ、次の商品が当てはまりました(2026年8月時点の情報です。価格・在庫・仕様は変動することがあるため、ご購入前に商品ページで最新の内容をご確認ください)。
- 商品名:MUCO セキュリティポーチ ウエストポーチ(RFIDスキミング防止・防水・薄型)
- 参考価格:¥1,280前後
- 特徴:裏地がメッシュ素材で通気性があり、RFIDスキミング防止機能と防水加工を備えた薄型のウエストポーチです。メインポケット2つ・小物ポケット3つの多ポケット仕様で、パスポート・現金・カードをまとめて収納できます。
※上記はAmazonアソシエイトのリンクです。
現地での貴重品管理について
当社では、外出時に常に手元に携帯する現金は1,000バーツ程度までにとどめ、それ以外の現金や当面使わない貴重品は、ホテルなど滞在先の客室金庫に保管しておくことをご案内しています。すべての貴重品を毎回持ち歩くのではなく、その日必要な分だけを携帯する形にすることで、外出中の紛失・盗難の被害を小さく抑えられます。
なお、バンコク都内では見知らぬ人から金銭的な支援を求められる詐欺の事案も報告されています。街中で声をかけられて現金を渡すよう求められても、その場では応じず、まずは弊社スタッフにご相談ください(詳しくはバンコクにおける邦人詐欺被害の多発をご覧ください)。
タイでのSRSを検討中の方へ
タイでの手術費用そのものは事前の国際送金で精算するため、大金の現金を持ち歩く心配は基本的にありません。一方で、パスポート・カード・当座の現金は滞在中ずっと携帯するものだからこそ、機内持ち込み手荷物への集約と、身につけて持ち運べるセキュリティポーチの活用で、盗難・紛失のリスクを減らしておくことをおすすめします。
貴重品の管理方法についてご不安な点があれば、LINEでの無料相談からお気軽にご相談ください。
バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超










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