スポーンクリニックの手術日は決して希望通りに予約が入るわけではありません(クリニック公開の手術日カレンダーはこちら/下記画像参考)。
また、スポーン医師は2022年3月を持って引退し、後継のバンク医師らによる執刀に引き継がれました。
※日付に灰または白以外の色が付いており、かつアルファベット(例:AB)の入っていない日が空いている手術枠です。灰または白の色が付いている日付は、予約できない日です。
※スポーンクリニックでは、手術予約の前に所定の問診票の提出と確認をスポーンクリニックにて受ける必要があります。予約可能な手術枠の状況によらず、ご予約はお早めにお願いいたします。
※このカレンダー画像は自動で更新されています。無関係な画像が表示されている場合や、このページに表示されている更新日が1ヵ月以上前の場合は、クリニック公式ページをご確認下さい。
AIコンシェルジュ
AIが回答を用意しています...
スポーン・テクニックSRSパッケージ
用意する予算の目安(28日間滞在)
- 予算額はあくまでも目安で、手術関連費用、アテンド費用、宿泊費用と大凡の航空券費用を含みますが、滞在中の食費は含みません。
- 実際の金額は精算日の為替レートおよび航空券手配後に決まります。手術料金・滞在費用が改定の際は、追加料金が発生する場合があります。
- 滞在は28日間、入院は8日となります。
- 航空券が高騰する季節は上記より3〜5万円程度余裕を持って予算をご用意ください。
上記予算目安には航空券、宿泊費用が含まれますが、航空券は自己手配となり、宿泊費用は滞在先へ直接お支払い頂きます。滞在中の食費は含みません。
※弊社に航空券手配を依頼される場合は渡航書類の作成郵送費5,000円を含めた手数料25,000円を頂戴致します。
精算額は精算日の為替レートによって決まります。手術費用は今後予告なく改定となる場合があります。上記費用とは別に、食費・渡航前PCR検査費用などとして最低5-6万円ほどの追加予算を想定下さい。
スポーンテクニックのメリット
スポーンテクニックのデメリット
入院中は毎日8時前後にドクターの回診があるため、入国から退院日まではスポーン・クリニックがあるチョンブリに滞在してアテンド致します。 退院後はホテルまでお見送りして、午後のダイレーションに付き合ってから夜に担当者はバンコクへ戻ります。 週2回のチェックアップや最終検査はアテンド料金内に込みですが、途中で緊急の呼び出しを希望する場合は1日5,800バーツ(往復交通費込み)を頂戴致します。
ご注意:スポーン・クリニックのアテンド料金には弊社各種プロモーションの対象外とさせて頂きます。
キャンセルについて: 手術日より60日前にお知らせ頂いた場合、全額返金
- 59日~30日前の場合、70%を返金
- 29日~7日前の場合、50%を返金
手術日の変更 :
- 60日前に変更のお知らせを頂いた場合、変更手数料は発生せず、支払って頂いた金額を変更日までお預かりします
- 59日~30日前の場合、30%をデポジットとしてお預かりします
- 29日~7日前の場合、50%をデポジットとしてお預かりします
- 7日前の場合、全額をデポジットとしてお預かりします。
アテンドって何?どうして必要なの?
アテンドとは、海外に不慣れな日本人の方がタイでの様々な手術を安全・安心に受けて頂くために、渡航から帰国まで毎日お客様のサポートをするコンシェルジュの様なサービスです。
もし、独りで渡航し手術を受けるとしたら、こんな「不安」はありませんか?
- 英語もタイ語もできないので、現地でどう動けばいいのか全く分らない!
- 空港からホテルや病院までは、どうやって移動するの?
- 言葉も地理も分からないのに、道に迷ったらどうしよう?
- 医師とのカウンセリングで、自分の希望をどうやって伝えたらいいの?
- 入院中にトラブルが発生したら、どう伝えればいいの?
- 入院中たった一人なんて、とても心細い。
- 現地の事情がなにも分からないのに、退院後の食事の手配とかどうすれば?
- などなど…。
そんな「様々な不安」を「安心」に変えるのが、私達アテンドスタッフの役目です。
アテンド料金に含まれるサービス
その他のサービス
オプションサービス(有償)
入金後の予約変更、キャンセルについて 入金が確認されてから本予約となりますので、遅くても訪タイ予定の2週間前までのお申し込みをお願いします。
アテンド料金に含まれないもの/個別にお支払い頂くもの
可能な限り安価に手術を受けて頂けるよう、アテンドプランには、以下の物は含まれていません。
留意事項
滞在延長料金に関して
以下の費用が発生します。
- 宿泊費:1,500バーツ前後
- 追加アテンド料金1日につき:1,500バーツ
- 帰国(片道)航空券の買い直し:5~7万円前後
支払条件
申込金15万円の入金、および手術費用の20%のデポジットを国際送金後に手術予約確定となります。手術費用は渡航前に全額国際送金にて精算させて頂きます。
アテンド料金の精算方法は複数のオプションを用意しています。詳細については「ご精算・お支払い方法について」ページを参照下さい。
■手術費用の支払い: 予約後21日以内に「予約金として手術費用の20%を送金」が条件となっていますので、予約のときに手術費用の20%を準備してから予約して下さい。 (21日以内に手術費用の20%の送金しないと予約は無効となります。)
※予約時に全額をお支払頂いても構いません。 予約金が支払われた時点で、他の患者は一切予約できなくなります。 残金80%の支払い期限は、手術日の30日前までとなります。クリニック・宿泊施設側は手術費用を改定する権利を留保します。
予約から渡航までの流れ
以下のスケジュールは目安です。この流れと全く同様に進まないこともありますので、予めご理解下さい。
渡航間際で焦って必要書類が準備できずにスポーンクリニック所定の変更手数料・キャンセル料が発生するなどが無いよう、仮予約は最低でも手術日の3ヶ月前までにお願いいたします。
渡航日から3ヶ月前前後:
- 【お客様】 弊社へ仮予約をする
- 【お客様/弊社】 スポーンクリニック所定のGID診断書・推薦状が入手可能な状態か確認させて頂きます。
- 【弊社/スポーンクリニック】 希望手術日または前後の予約可能な手術日を仮押さえし、仮押さえ出来た手術日をご案内する
- 【お客様】 手術費用の20%のデポジットを10日以内にスポーンクリニック指定の口座に国際送金する
※デポジットは手術日の仮押さえ日から21日以内にスポーンクリニック指定の口座に着金する必要があるため、余裕を持って送金期限を設定しています。 - 【お客様】 弊社指定のフォームから本予約する
- 【お客様】 弊社の申込金(最低15万円/同行者や航空券費用により変動)を弊社指定の口座に振り込む
- 【弊社/スポーンクリニック】スポーンクリニックにデポジットが着金する(この時点で手術日確定)
- 【お客様】 パスポートの顔写真のページのスキャン(または写真)を提出していただきます。
渡航日から2ヶ月前前後:
- 【弊社】 航空券手配を行わせて頂きます。
- 【お客様】 渡航の1ヶ月前までに日本国内で渡航前検診を受けて頂き、その結果を提出して頂きます。
- 【お客様】 スポーンクリニック指定の問診票に記入し、提出していただきます。
渡航日から6週間前前後:
- 【お客様】 手術費用の精算残額(手術費用-デポジット着金額)を手術日の6週間前前後にスポーンクリニック指定の口座に国際送金する
※手術費用の精算残額は手術日の30日前までにスポーンクリニック指定の口座に着金する必要があるため、余裕を持って送金期限を設定しています。 - 【弊社/スポーンクリニック】スポーンクリニックに精算残額が着金する。
※為替レート変動などによる余剰額は、渡航後にスポーンクリニックで現金で返金されます。
渡航日から2週間前前後:
- 【弊社】 航空券のEチケット控えや日程案内書など、渡航に関する書類を送付致します。
手術日から3日前:
- 【お客様】 タイに渡航します。空港から直接、滞在先のラタナチョンホテルに移動し滞在となります。
手術日から2日前:
- 【弊社/お客様】 スポーンクリニックでのオリエンテーション、術前カウンセリングなど、手術準備が始まります。
「ペニス反転法」を使わない独自のスポーン・テクニックについて
経歴:
- 2000年スポーン医師独自の新テクニックを2000年9月29日台湾の患者に行う。
- 2002年タイ王立外科大学年次科学学会で100件の手術結果を発表。(研究論文:新テクニック「有感覚のクリトリス・小陰唇形成によるMTF性別適合手術/性転換」について)
- 2003年 7月1日 バンコク・ロイヤルジュブリーゴールデンビルにて開催されたタイ美容外科学会総会「性別適合手術/性転換シンポジウム」にて発表。
- 2004年12月6~10日 バンコク・シャングリラホテルにて開催された第9回東洋美容外科学会 (OSAPS)にて最新論文を発表。
論文1: MtF性別適合手術/性転換における「陰嚢・鼠径部・全層植皮法による膣形成術」の有効性について
論文2:「亀頭と包皮の神経血管島状皮弁法(チョンブリ・フラップ法)による有感覚小陰唇形成術」でのMtF性別適合手術/性転換結果について
論文3:12月9~10日BNH病院にて学会後ワークショップにて「亀頭と包皮フラップによるMtF性別適合手術/性転換(スポーン・テクニック)」を発表。
資料
クリトリス-感覚神経血管部分をそのまま残した陰茎亀頭によって形成する。
小陰唇の間の膣前庭- 感覚神経血管部分をそのまま残した陰茎亀頭によって第二の性感帯を形成する。(スポーン医師独自の技術)
小陰唇(内側) -感覚神経血管部分をそのまま残した陰茎包皮またはペニスの皮膚によって形成する。(スポーン医師独自の技術)
小陰唇(外側) – 感覚神経血管部分をそのまま残したペニスの皮膚あるいは陰嚢の皮膚によって形成する。(スポーン医師独自の技術)
大陰唇 陰嚢の皮膚によって形成する。
膣壁- 陰嚢の皮膚(場合によって鼠径部(そけいぶ))によって形成する。
先駆的スポーン・テクニックの特徴について
- 形成後の膣と本来の女性器と解剖学的に近いものに完成させる。
- 陰茎亀頭によるクリトリス形成とスポーン医師による「第二の性感帯」と包皮とペニスの皮膚による小陰唇形成し、この部分により性感(オーガズム)が実現。
- クリトリス下の陰核小帯は(本来の女性器のように)小陰唇両端に合する。
- 小陰唇は(本来の女性器のように)陰核、尿道、膣壁を覆うのに十分に前方にある。
- 小陰唇の内側は(本来の女性器のように)ピンクあるいは赤色である。
- 小陰唇は(本来の女性器のように)毛が生えていず、縫合(切開)の跡がない。クリトリス、陰核頭、小帯、小陰唇、大陰唇は(本来の女性器のように)それぞれ違う場所にあり立体的である。
- ほとんど、あるいは全く膣口に毛が生えていない(これはSRS手術後に脱毛可能)。SRS手術前の性器への電気治療は望ましくない。
- 全膣壁に毛が生えていない。
- 形成後の膣の最大深さは、陰嚢の皮膚移植により本来の腹膜反転部(ダグラス窩・・・子宮後方)を超えた所にまで達する。手術直後でも100パーセント最低6インチ(15.25センチ)の膣の深さが得られる。平均7インチ(17.8センチ)。
より形が良く、最高の深さを得るには以下の条件が望ましい:
- 割礼(包皮除去手術)を受けていないこと。
- 精巣摘除(睾丸摘出)を受けていないこと。
- 会陰以外の性器に電気(レーザー)治療を受けていないこと。
- 抗男性ホルモン物質投与を長期間(数年以上)受けていないこと。
- 健康体であること。
- 体重過多でないこと。
以上の条件にあてはまった場合、最高8.5インチ(22.6センチ)の深さが十分な回復期間後に得ることが2003年~2005年のケースでは可能であった。
HIVについて
DrスポーンはHIV患者に対して選択的手術(生死にかかわらない必須でない手術)を行いません。
HIVの疑いのある方はタイに来る前に必ず血液検査を受けて下さい。深刻な病気や治療の必要な肥満などをきちんとこちらに報告せずにタイ到着後に手術がキャンセルされた場合、支払った全手術費用を違約金としてお支払いいただきますのでご注意下さい。
研究論文
男性から女性への性別適合手術/性転換における新手法「有感覚のクリトリス・陰唇形成術」について
要約
目的
新テクニックである「亀頭と包皮の神経血管島状皮弁法による有感覚クリトリス・小陰唇形成術」を用いた1ステージのMtF(男性から女性へ)性別適合手術/性転換と、その手術結果について説明・発表する。
患者と方法
2000年9月から2002年1月の間、当病院にて100件のMtF性別適合手術/性転換を行った。1ステージでのMtF性別適合手術/性転換「亀頭と包皮の神経血管島状皮弁法によるクリトリス・小陰唇形成術」を行った。
結果
形成後のクリトリスと小陰唇において、患者全員が軽度の感覚から性感覚までの優れた感覚を有した。クリトリスと小陰唇の部分的(表面的)壊死発生率は全体の12パーセントであり、審美的にも非常に優れた結果が得られた。
結論
この新しい「1ステージでのクリトリス・小陰唇形成術による性別適合手術/性転換」は、審美的にも機能的にも満足のいく結果が得られ、信頼できるテクニックであることが証明された。
MTF性別適合手術/性転換における「陰嚢・鼠径部(そけいぶ)全層植皮法による膣形成術」の有効性
要約
背景
論者が編み出した「亀頭と包皮の神経血管島状皮弁法による小陰唇形成術」でのMtF性別適合手術/性転換について。「ペニス反転法」を使わない「陰嚢・鼠径部・全層植皮法による膣壁形成術」について。
目的
「陰嚢・鼠径部・全層植皮法による膣形成術」による膣の深さについて発表する。
実験について
2003年1月~12月に「陰嚢・鼠径部・全層植皮法による膣形成術」を受けた性転換症患者147人において、手術中、術後7日後、術後6ヵ月後の形成された膣の深さについて調査した。
結果
手術中の膣深長平均は6.47インチ(5.0~7.5センチ)であった。「ペニス反転法」を行った場合、全体の41パーセントである60人のペニスの皮膚は膣形成に不十分であり、深さも最高で3.5インチであった。術後7日目、パッキング除去後の膣の深さ平均は6.82インチ(5~8インチ)であった。毎日1日2回のダイレーション(30ミリ×8.5インチサイズのダイレーター使用)を行い、同じ深さを一週間試してもらった場合、術後1ヵ月後の膣の深さは平均6.71インチ(4.5~8.5インチ)であった。その後、全体の27%である40名の患者のアンケート回答では、膣の深さは平均6.4インチ(4.5~8.5インチ)であった。40名のうち37名が(92.5%)が形成後の膣の深さ平均が半年後には5.5インチ以上であったと答えている。
結論
この「陰嚢・鼠径部の全層植皮法による膣形成術」はMtF性別適応手術において、有効で信頼できるテクニックであるといえる。
「亀頭と包皮の神経血管島状皮弁法(チョンブリ・フラップ法)による有感覚小陰唇形成術」でのMtF性別適合手術/性転換結果について
要約
背景
2000年9月に論者は「亀頭と包皮の神経血管島状皮弁法(チョンブリ・フラップ法)による有感覚小陰唇形成術」での新しいMtF性別適合手術/性転換法を編み出し、2002年7月24~27日に開催された「第27回タイ王立外科大学年次科学学会」にて発表した。
目的
論者独自のテクニックである「亀頭と包皮の神経血管島状皮弁法によるクリトリス・小陰唇形成術」の結果について発表する。
実験について
2003年1月~12月に「亀頭と包皮の神経血管島状皮弁法による有感覚クリトリスと小陰唇内部の形成」と「ペニス皮膚フラップと陰嚢皮膚フラップによる小陰唇表皮の形成」を受けた性転換症患者147人について、手術結果によるフラップの信頼性、審美的、感覚的面における評価を行った。
結果
147人中6人(4.08%)の患者が小陰唇内側表面に、147人中27人(18.3%)の患者が外側表面に147人中8人(5.44%)の患者が小陰唇の内外両面に部分的壊死を発症した。147人中27人(18.37%)が簡単な再手術が必要となった。全ての147人(100%)の壊死は治癒し、感覚は維持された。以前の手法に比べ、この形成小陰唇は審美的形成においても進んでいると言える。
結論
論者の手法である「亀頭と包皮の神経血管島状皮弁法(チョンブリ・フラップ法)」によるMtF性別適合手術/性転換によって、従来のテクニックに比べ、感覚的にも審美的にも優れた結果を得ることが出来ると言える。